●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:曇・晴(12日〜13日は大雨)
気温:19〜25℃
平均水温:22〜23℃
ウエットスーツ:タッパー〜スプリング

波:【週の中盤〜週末】
『Boost Mobile Gold Coast Pro』が終わり、いつもの光景に戻ったGC。
オーストラリアの南海上を東進した低気圧の影響で12(木)〜13(金)にかけて東〜北東風がドン吹き状態。
サイズアップ傾向となり、全域でジャンクなクローズアウトが続き、雨も降り続くストーミーコンディション。ブリスベンでは床上浸水や河川の氾濫が相次いでいました。
週末14(土)〜15(日)はようやく雨と風がおさまったものの、まだ北東よりのウネリが強く、特にデュランバーはクローズアウト。
比較的落ち着いていたグリーンマウントなどにサーファーが戻り始めていました。

【週明け】
週明けは南東よりのウネリにシフトしながらサイズダウン傾向。
16(月)は南西風からのスタートになり、終日クリーンなフェイス。
3-5ftレンジ(カタ〜頭)のバーレーヘッズがベストで、珍しくメローな波質でカットバックをしながらロングライド可能でした。
南よりの風が持続した17(火)はポイントブレイクが久々にスモールとなり、グリーンマウントはほぼフラット。
しばらくハードだったデュランバーが落ち着いて2-3ftレンジ(ハラ〜ムネ)のFun Waveに恵まれていました。
18(水)も新しいウネリは入らず、朝は前日と同じようなコンディション。日中は東よりの風が吹き込み、影響がネックに...。

〜トピックス〜
・サーフショップ「サーフボードエンパイア」でコロヘ・アンディーノが企画から編集、監督などをこなし、資金も出した自主制作のサーフムービー、「Reckless Isolation」の上映会が行われました。
これは2020年のパンデミックの真っ只中、カリフォルニア・サンクレメンテの5人のプロサーファーがインドネシアで夢のような波をシェアした映像で、2021年秋からアメリカの11都市でプレミア上映が行われ、その後Red Bull TVで全編無料放映されています。
なお、今回の上映会にはコロヘ自身も訪れていました。



・2021年春にピラティス、ヨガ、エクササイズなどを提供するスタジオ「FS8」のアンバサダーに就任。
自身もバイロンベイにスタジオを開設したミック・ファニング。
このジムでミックも鍛えており、経営の方も順調だとか...。
フランチャイルズを募集しているほどです。


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(5月20日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):週末は気圧の谷の影響で南東風が強まる見込み。
サイズアップしてハードコンディションが中心になりそう。

※このGC(ゴールドコースト)波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は5月27日金曜日を予定しています。