●ハワイ:オアフ島
天気:晴・曇(通り雨も)
平均気温:25℃
平均水温:25℃
ウエットスーツ:タッパー〜スプリング

波:【ノースショア】
CS最終戦『Haleiwa Challenger』が終了してからしばらくシーズンオフのような穏やかなコンディションが続いたノースショア。
7(火)は北ウネリが弱まり、風も悪く、おまけに雨も降ったバッドコンディション。
トレードウィンドが戻った8(水)はサイズダウンが進み、パイプライン周辺は厳しく、比較的出来ていた2-3ftレンジ(ハラ〜ムネ)のラニアケアなどにサーファーが集まっていました。
9(木)〜10(金)にかけては新しい北北西ウネリが入ったものの、大きな変化ではなく、スモールコンディション。
トレードウィンドも強く、基本的に今ひとつの中、OTW、ラニアケア などにサーファーが集まっていました。
週末11(土)〜12(日)もトレードウィンドが持続。トレードウィンドによる風波によって1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)のラニアケアなどを中心になんとか出来た場所はあったものの、基本的には穏やかなコンディション。
週明け13(月)は新しい北西〜北北西ウネリに反応。『HIC Pipe Pro』のウェイティングピリオドに入っているパイプラインはまだ寝静まったままでしたが、ラニアケア、OTWなどは2-3ftレンジ(ハラ〜ムネ)のFun Waveに恵まれていました。

【タウン周辺】
週末〜週明けにかけて強まった南よりのコナウィンドが7(火)はようやくおさまり、3-5ftレンジ(カタ〜頭)のグッドコンディションでしたが、連日の雨で海はチョコレート色に染まっていました。
ゆっくりとサイズダウンした8(水)も風は弱く、2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)のダイヤモンドヘッド周辺がベスト。
9(木)〜10(金)にかけてはトレードウィンドが強まり、風をかわすクイーンズ以西は南南東、南〜南南西ウネリのミックスで2-3ftレンジ(ハラ〜ムネ)のサイズがあり、Fun Waveに恵まれていました。
トレードウィンドが持続した週末11(土)〜12(日)は南よりのウネリが弱まり、クイーンズ以西でロングやSUPでのサーフィンがベター。
フィッシングやダイビングなど他のアクティビティを楽しんだサーファーも多かったようです。
週明け13(月)も新しいウネリは入らず、トレードウィンドも持続して週末と同じようなコンディション。

〜トピックス〜
例年だとパイプラインマスターズが行われていた12月8日〜20日にQS1,000『HIC Pipe Pro』がパイプラインで開催。
ローグレードながらジョン・ジョン・フローレンス 、セス・モニーツ、カリッサ・ムーアの強豪ハワイアンや、キャロライン・マークス、コーロニー・コンローグ、レイキー・ピーターソンなどのアメリカ勢も参加。
ハワイ在住の脇田貴之、日本人は補欠で安室丈、金沢呂偉がエントリーしています。
すでにウェイティングピリオドに入っていますが、13(月)の時点ではまだ開幕していません。

WSL公式サイト


PHOTO: © WSL/Nichols


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(12月14日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):週の中盤にはトレードウィンドが戻るものの、ノースショアはサイズダウン。
週末もメジャースウェルの予報はなく、スモール〜ミドルサイズでのサーフィンが続きそう。
タウン周辺はコナウィンドによって強まったウネリが週の中盤に整い、グッドコンディションが期待出来そう。
週末はサイズダウン、特にトレードウィンドをかわすクイーンズ以西はスモールになる予想。

※このオアフ島波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は12月21日火曜日を予定しています。