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■体を正面に開こう
■胸を正面に向ける
初心者に多く見られるのが、ボードの上で波と平行に、横向きに立ったままでのライディングだ。肩を閉じたまま横向きで乗っていると視界が閉ざされてしまい、バランスが取りづらくなってしまう。

そこで、肩を進行方向に開くとバランスも取りやすく、前脚荷重をかけやすくなり、視界も開けるようになることを覚えておこう。
そのためには、立つときに胸を正面に向けるつもりでテイクオフすると、その後のライディングに安定感が増すと同時にフォームとしてもスタイルが整って見えるはずだ。

また、波のトップにボードが到達した時点で、体は岸側を向いているぐらい開いていなければ、波の動きに置いていかれる原因となりやすい。そのため、立った時点で胸が予め正面を向けておく意識で立つと、次のターンに備えるという「先行動作」へもつながるのだ。

■つま先の向き
上半身の向きを変えるためには、自分がサーフボードの上に立ったときの「つま先」の向きをチェックしてみると良い。つま先を正面側に約45度の角度に開くと、自然と上半身が正面に向けることが可能となる。

■前側の肩を開く
前側肩を開くことは、レギュラーフッターの場合は左肩、グーフィーフッターの場合は右肩を開くことを意味する。前の肩を開くと、まず目線でのリードから→肩→腰へと連動しやすくなる。

バックサイドのサーフィンや、フロントサイドでカットバックに移行する際にも、この「肩の開き」は重要な基礎となる。

立った時点で自分の上半身が横向きのままになっていないか、一度鏡の前に立ってチェックしてみよう!

2007-06-21 21:30:50