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千葉北 片貝・新堤の波情報

ポイントガイド

片貝漁港Pの右よりに沖に延びる堤防があるが、その右側あたり。
片貝全般に癖の少ないイージーなブレイクが中心で波もコンスタントにあり、各種テクニックの練習に適している。
ただし堤防からのエントリーは危険が伴うのでビジターは安易に真似をしないほうが良い。

○トイレ:有り
○シャワー:有り
千葉北のサーフィンスポット片貝・新堤の最新波情報。
サーフィン経験の豊富なベテラン波専門スタッフがサーファー目線で波情報・波予想や注意事項、アドバイスなどを提供しています。 無料でもサーフィンに必要な情報を閲覧可能ですが、会員登録すれば、より詳細な情報や波専門スタッフによる分析・解析など全てのコンテンツをご覧いただけます。
  • サイズ

  • ブレイクコンディション

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  • やや強/南西/サイド

  • フェイス

    D 最悪

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    0 人

  • ウネリ状態

    うねりパターン

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    13.7℃
    [気象庁解析データ]

  • コンディション

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    片貝・新堤

    片貝・新堤

    定点

    片貝・中央

    定点

    片貝・新堤 (手撮り)

    携帯
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  • ピンポイントSWELL予測値(3H毎) 片貝・新堤

    (m)
    矢印 波向き
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    片貝・新堤

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    2. 01 >>>>>>> 63
    3. 02 >>>>>>>>> 82
    4. 03 >>>>>>>>>> 100
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    15. 14 >>>> 33
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    2. 01 >>>>>>> 67
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    15. 14 >> 19
    16. 15 >>>> 38
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    15. 14 >> 11
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    潮回り

    中潮

    満潮

    05:29 / 18:59

    干潮

    12:13

    日出/日入

    05:27 / 17:56

    潮回り

    中潮

    満潮

    05:48 / 19:51

    干潮

    00:15 / 12:48

    日出/日入

    05:26 / 17:57

    潮回り

    小潮

    満潮

    06:09 / 21:03

    干潮

    00:37 / 13:30

    日出/日入

    05:24 / 17:58

  • ピンポイントWIND予測値(1H毎) 片貝・新堤

    (m)
    矢印 風向き
    NOW
  • 雨雲シミュレーター

    2024/03/29 20:20

千葉北 エリア 波概況

明日も基本的にはウネリが強い。

[ビギナーアドバイス]


明日も基本的にはウネリが強い。

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更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊

photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


サイズとしてはハードな印象もありましたが、クローズの影響を受けて荒れている地形にとっては比較的素直なアウトをメインに使えていて、南岸低気圧のような波向の変化が激しいウネリではなく、北東からの安定したウネリは最近では癖のない波質を届けてくれた印象です。
余計なカレント含めて前回の時点でコンディションはリセットされていたので、風の弱まりやオフショアのタイミングに合わせて悪影響の少ない波を探せていたと思います。

それでは、地形レポートです!

一宮

3/27水曜日9時頃の地形レポートです。潮は引きに向かう中間をすぎた時間帯です。サイズ不足が気になりつつ、コンディションとしては前回の時点で穏やかさを取り戻していた雰囲気ながら、時期的な要因を含めて北ウネリが反応しやすい状況からは更新直後に通過した低気圧のポジションと発達でウネリが届く気圧配置となっていました。
一宮1
オフショアを狙えた土〜日曜日(3/23~24)にとってもアウトがメインのややハードなブレイクが残ってしまいましたが、整ったフェイスと乗り心地を楽しめていた印象です。落ち着きは調整できたものの風の影響を受けた前日のブレイクは癖が強まっていて、月曜日(3/25)も納得できる反応は少なかったかもしれませんがお手軽な対応としては日〜月(3/24~25)が狙い目だった印象です。
一宮2
前日(3/26)に通過した南岸低気圧のウネリが加わってこの日もクローズしていて、地形にとっては残されたビーチの余裕もなくなり、この先の対応もコンディションによって狙い目が複雑になりそうでした。荒れた地形に対して乏しいサイズになったり、潮が多い時間のようなミドル〜インサイドをメインに使う条件にとっては難易度の高いブレイクが更に増えるかもしれません。
一宮3
以前よりもアウトのブレイクがハッキリしているので堤防より沖のブレイクは比較的素直さを見込めるものの、サイズを重視すると中〜上級者向けになってしまい、お手軽な波に合わせると干潮の変化に期待するしかなさそうですが、力の弱い波質は潮が少くなるほど形のまとまりも悪くなると思うので、余計なカレントやウネリの悪影響が目立っている地形に距離やスムーズさは期待できないと思います。ここの中で比べると正面左側やファミマ側で堤防周辺の地形にまとまりが残っているように思えました。

サンライズ

水曜日(3/27)10時頃の地形チェックです。潮は干潮に近い時間帯です。前回の更新時のように落ち着き傾向なコンディションではサイズの復活に期待していたところですが、更新後の低気圧の発達で太平洋側に抜けてからのウネリが反応し、風向きやサイズとしてはあっさり条件を満たす状態に復活していました。
サンライズ1
距離やスムーズさを狙うには他よりもサイズが必要な地形でもあったので、カレントを含めてハードな雰囲気もありつつ、潮のタイミングを調整すれば形のまとまりやブレイクの変化を狙えて月曜日(3/25)にかけて対応がよかったように思えます。前日(3/26)の風波に対してはブレイクが乏しくなっていましたが、南岸低気圧の影響を受けたこの日のクローズはその後の落ち着き傾向なコンディションに再び可能性を残しているので、天候に恵まれればレベルにあったサイズやタイミングを探せるかもしれません。
サンライズ2
しかし、地形の様子からは変化の激しい状態が続いていて、素直さをキープできるほどのビーチのゆとりもないのでインサイドの広がりはあっても極端に集まるショアブレイクは形を探し難く、これまでよりもミドルエリアの深さが際立って全体的に堤防よりも沖のブレイクがハッキリしている傾向のようです。ミドルエリアを境に地形が分断されているので潮の動きに対してもブレイクが変化しやすい地形ですが、多少でも沖にまとまりがあれば日中の干潮に合わせてアウトを使えるタイミングが残されているかもしれません。
サンライズ3
サイズや潮時によって形のまとまり方が複雑ではあるものの、春の潮位の変化はアウトの対応を助けてくれると思います。しかし、お手軽なサイズに近づくほど満タン時や上げに向かう変化のボヨつきに影響されてしまい、ミドルよりも手前のエリアがメインのになってしまうとショアブレイクを遊べる地形が限られ、波数の減少やピークの少なさに苦戦しそうでした。

東浪見

3/27水曜日12時頃の様子から地形をレポートします。干潮の潮止まりです。狙える地形やピークは限られていながら、腹〜胸ブレイクにとっても一宮〜サンライズ区間の地形に対するサイズ不足な反応と比べて距離や形を探しやすく、比較的乗り繫げるエリアが確保されて前回の更新後のサイズアップまではオフショアの働きに対応も助けらていた印象でしたが、前日の南岸低気圧の通過は再び規模の大きなクローズとなってしまい、潮の動きの大きさが加わってここにとっても悪影響な変化が気になる状況です。
東浪見1
以前からも中間の深さが目立ち始めていたものの、この日の時点ではサンライズのようにブレイクが途切れるセクションがハッキリするようになり、この時の潮位からしても満タン時のボヨつきが想像できる様子です。
東浪見2
一宮やサンライズと同じく、比較的まとまりが残る左側の堤防周辺に関しても反転するカレントで地形が削られてしまい、正面〜右側の荒れ具合いからは今のところ安定したブレイクに期待できず、全体的にインサイドの広さに対してもスムーズなセクションのまとまりはなさそうでした。
しかし、ここも堤防よりアウトからの反応がハッキリしていて、以前の同じようなクローズよりもブレイクが広範囲なので、干潮の変化を見込める期間は落ち着き傾向なタイミングでアウト重視な対応を狙えるかもしれません。
東浪見3
今のところ形のまとまりに期待できず、軽快に滑れるセクションも素直なブレイクとは言えませんが、単にサイズ不足でボヨつくよりはマシだと思います。落ち着いてからの反応次第ですが、中間のボヨつきを回避できる地形が見つかれば上げ際の波のまとまりも狙い目になりそうです。

志田

木曜日3/28の11時頃の状況から地形をジャッジします。潮は引きに向かう干潮寸前の時間帯です。前回の更新直後のサイズアップは一時的にハードなコンディションになっていたものの、西寄りな風向きに助けられていたので北西よりも悪影響の少ないフェイスをキープできていて、その後の落ち着き傾向なタイミングに関してもサイズを調整できる期間が残っていたと思います。
志田1
しかし、1月の地形と比べるとビーチを含めてインサイド〜ミドルエリアがしっかり削り込まれていて、アウトにかけて浅さが確保された広範囲な仕上がりに対して春の干潮が重なると形のまとまりを探し難く、頭以上のサイズからは沖の遠さも気になる雰囲気でした。
志田2
胸以下の控えめなサイズにとっては引きの時間帯が基準になるかもしれませんが、他のポイントのようにブレイクが途切れるほどの深いセクションもなく、全体的に堤防の内側は平らなエリアが残っているので、ウネリやサイズをキープできれば上げに向かう時間帯の方が形やピークのまとまりを楽しめていた印象です。
志田3
火曜日に通過した南岸低気圧の影響を受けて再び荒れたコンディションとなっていますが、前日と比較して既に落ち着き始めている状況で、この先の南西予報にチャンスがありそうです。

太東

3/28木曜日12時頃の様子から地形を判断します。干潮の潮止まりです。先週の落ち着きはほんの束の間で、前回以降はここにとってもクローズするようなコンディションが復活してしまい、他のポイントと比べて避難所的な対応はできていたものの普段のような形のまとまりやゆとりのあるブレイクではなかったように思えます。
太東1
ウネリやカレントの影響を受け続けた地形は志田と同じくアウトにかけて広範囲に浅さが確保されていて、力のあるハッキリしたブレイクは見た目よりもワイドな反応が多く、安定したピークを狙える堤防周辺に関しては複雑なカレントゾーンが拡大して難易度が高まっていた印象です。
太東2
西寄りな風向きを狙えた週末(3/23~24)もサイズの割にショートボード向けな反応が多かったかもしれません。
太東3
しかし、この先の南西コンディションでサイズダウンは間違いなさそうなので、落ち着き傾向な期間で形のまとまりを取り戻せると思います。控えめなサイズに対しても最近の干潮の動きを活かせる地形の広さが確保されているので、距離を重視した干潮前後の広範囲な反応や形が安定する上げ際のまとまりに期待できるかもしれません。

夷隅

3/28木曜日の13時頃の地形チェックレポートとなります。潮は上げ始めです。前回直後のサイズアップはその後の北西〜西風コンディションにかけてサイズを調整できる十分なウネリを届けてくれたので、肩前後のタイミングに合わせてここでの対応を楽しめる雰囲気になっていました。
いすみ1
今回のクローズもカレントやウネリの働きを継続しつつ、以前からもビーチの浸食でインサイドは広がり続けていて、今回の様子では全体的にミドルエリアにかけての地形の広がりにも期待できそうな変化になっていました。
いすみ2
基本は手前に集まるショアブレイクの反応ながら、No.1〜2を基準にした地形の広がりは干潮時の変化と合わせると対応するエリアの拡大を狙えると思うので、これまでよりも控えめなサイズの対応にも可能性があり、肩前後のサイズがあれば距離を遊べるフェイスが出現しそうです。
いすみ3
昔ほどではありませんが今回の地形の広がりはここ数年の中でも久しぶりだと思うので、胸以上の北東〜東ウネリをキープをできれば引きに向かう潮の変化に期待できるかもしれません。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、前回のチェック時には地形に対して乏しい反応となっていましたが、以前のクローズが目立っていた期間も北からウネリの反応が良かった雰囲気があり、更新後に北側を通過した低気圧が太平洋に抜けてからも発達し続けていたので、週末にかけて北西〜西風のコンディションに負けないウネリをキープできていたと思います。
潮の動きの大きさで干潮時には広範囲なブレイクやカレントの強まりが厄介な変化になっていたかもしれませんが、月曜日にかけての落ち着き傾向な期間に狙い目がありました。
火曜日以降は南岸低気圧が影響して風の強まりやクローズするウネリが復活していて、南西コンディションの落ち着きに期待していたものの、沖の南東の強まりは金曜日の時点でもクローズを長引かせるウネリを残している状況です。
さて、この先の波は予想以上のサイズをキープしているので、波に対しても南西コンディションの落ち着きに期待しつつ、週末(3/30~31)までのウネリを確保できそうな様子です。
一宮方面にとってはヨレが強まるコンディションですが、今のところ南寄りのウネリに変わっている状況からはポイントの右側でレギュラーを狙いやすい条件に思えます。
地形的にはこれまでの影響でまとまりの悪さやカレントのセクションの深さが複雑なブレイクを増やしていますが、サイズでカバーできればアウト〜ミドルエリアに選べる波が確保されそうです。
以前までの余計なカレントの働きがお手頃なサイズにとって深いエリアを残しているものの、ウネリをキープしていれば潮が少ない時間帯も不快なブレイクのバラつきはなく、地形に沿った反応は胸サイズあれば潮の動きに合わせて広範囲な反応と距離で遊べる波を探せるかもしれません。
しかし今回のクローズはウネリやカレントの向きがこれまでと違うので、前回とはブレイクの形や質も変わり、反応が別物になると思います。落ち着いてからのサイズでボヨつきを回避できればコンディション的に狙いやすい期間になるのでは?

最後に、水温ですが、まだ春の外気に追いついていないので冷たく感じていますが、南風予報が目立つ次回までの期間にゆるみがあるといいですね。
脱ブーツは今のところ厳しい雰囲気ながら、ドライスーツをフルスーツにしたり3㎜の対応がよくなってほしいところです。


[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊
photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


サイズとしてはハードな印象もありましたが、クローズの影響を受けて荒れている地形にとっては比較的素直なアウトをメインに使えていて、南岸低気圧のような波向の変化が激しいウネリではなく、北東からの安定したウネリは最近では癖のない波質を届けてくれた印象です。
余計なカレント含めて前回の時点でコンディションはリセットされていたので、風の弱まりやオフショアのタイミングに合わせて悪影響の少ない波を探せていたと思います。

それでは、地形レポートです!

一宮

3/27水曜日9時頃の地形レポートです。潮は引きに向かう中間をすぎた時間帯です。サイズ不足が気になりつつ、コンディションとしては前回の時点で穏やかさを取り戻していた雰囲気ながら、時期的な要因を含めて北ウネリが反応しやすい状況からは更新直後に通過した低気圧のポジションと発達でウネリが届く気圧配置となっていました。
一宮1
オフショアを狙えた土〜日曜日(3/23~24)にとってもアウトがメインのややハードなブレイクが残ってしまいましたが、整ったフェイスと乗り心地を楽しめていた印象です。落ち着きは調整できたものの風の影響を受けた前日のブレイクは癖が強まっていて、月曜日(3/25)も納得できる反応は少なかったかもしれませんがお手軽な対応としては日〜月(3/24~25)が狙い目だった印象です。
一宮2
前日(3/26)に通過した南岸低気圧のウネリが加わってこの日もクローズしていて、地形にとっては残されたビーチの余裕もなくなり、この先の対応もコンディションによって狙い目が複雑になりそうでした。荒れた地形に対して乏しいサイズになったり、潮が多い時間のようなミドル〜インサイドをメインに使う条件にとっては難易度の高いブレイクが更に増えるかもしれません。
一宮3
以前よりもアウトのブレイクがハッキリしているので堤防より沖のブレイクは比較的素直さを見込めるものの、サイズを重視すると中〜上級者向けになってしまい、お手軽な波に合わせると干潮の変化に期待するしかなさそうですが、力の弱い波質は潮が少くなるほど形のまとまりも悪くなると思うので、余計なカレントやウネリの悪影響が目立っている地形に距離やスムーズさは期待できないと思います。ここの中で比べると正面左側やファミマ側で堤防周辺の地形にまとまりが残っているように思えました。

サンライズ

水曜日(3/27)10時頃の地形チェックです。潮は干潮に近い時間帯です。前回の更新時のように落ち着き傾向なコンディションではサイズの復活に期待していたところですが、更新後の低気圧の発達で太平洋側に抜けてからのウネリが反応し、風向きやサイズとしてはあっさり条件を満たす状態に復活していました。
サンライズ1
距離やスムーズさを狙うには他よりもサイズが必要な地形でもあったので、カレントを含めてハードな雰囲気もありつつ、潮のタイミングを調整すれば形のまとまりやブレイクの変化を狙えて月曜日(3/25)にかけて対応がよかったように思えます。前日(3/26)の風波に対してはブレイクが乏しくなっていましたが、南岸低気圧の影響を受けたこの日のクローズはその後の落ち着き傾向なコンディションに再び可能性を残しているので、天候に恵まれればレベルにあったサイズやタイミングを探せるかもしれません。
サンライズ2
しかし、地形の様子からは変化の激しい状態が続いていて、素直さをキープできるほどのビーチのゆとりもないのでインサイドの広がりはあっても極端に集まるショアブレイクは形を探し難く、これまでよりもミドルエリアの深さが際立って全体的に堤防よりも沖のブレイクがハッキリしている傾向のようです。ミドルエリアを境に地形が分断されているので潮の動きに対してもブレイクが変化しやすい地形ですが、多少でも沖にまとまりがあれば日中の干潮に合わせてアウトを使えるタイミングが残されているかもしれません。
サンライズ3
サイズや潮時によって形のまとまり方が複雑ではあるものの、春の潮位の変化はアウトの対応を助けてくれると思います。しかし、お手軽なサイズに近づくほど満タン時や上げに向かう変化のボヨつきに影響されてしまい、ミドルよりも手前のエリアがメインのになってしまうとショアブレイクを遊べる地形が限られ、波数の減少やピークの少なさに苦戦しそうでした。

東浪見

3/27水曜日12時頃の様子から地形をレポートします。干潮の潮止まりです。狙える地形やピークは限られていながら、腹〜胸ブレイクにとっても一宮〜サンライズ区間の地形に対するサイズ不足な反応と比べて距離や形を探しやすく、比較的乗り繫げるエリアが確保されて前回の更新後のサイズアップまではオフショアの働きに対応も助けらていた印象でしたが、前日の南岸低気圧の通過は再び規模の大きなクローズとなってしまい、潮の動きの大きさが加わってここにとっても悪影響な変化が気になる状況です。
東浪見1
以前からも中間の深さが目立ち始めていたものの、この日の時点ではサンライズのようにブレイクが途切れるセクションがハッキリするようになり、この時の潮位からしても満タン時のボヨつきが想像できる様子です。
東浪見2
一宮やサンライズと同じく、比較的まとまりが残る左側の堤防周辺に関しても反転するカレントで地形が削られてしまい、正面〜右側の荒れ具合いからは今のところ安定したブレイクに期待できず、全体的にインサイドの広さに対してもスムーズなセクションのまとまりはなさそうでした。
しかし、ここも堤防よりアウトからの反応がハッキリしていて、以前の同じようなクローズよりもブレイクが広範囲なので、干潮の変化を見込める期間は落ち着き傾向なタイミングでアウト重視な対応を狙えるかもしれません。
東浪見3
今のところ形のまとまりに期待できず、軽快に滑れるセクションも素直なブレイクとは言えませんが、単にサイズ不足でボヨつくよりはマシだと思います。落ち着いてからの反応次第ですが、中間のボヨつきを回避できる地形が見つかれば上げ際の波のまとまりも狙い目になりそうです。

志田

木曜日3/28の11時頃の状況から地形をジャッジします。潮は引きに向かう干潮寸前の時間帯です。前回の更新直後のサイズアップは一時的にハードなコンディションになっていたものの、西寄りな風向きに助けられていたので北西よりも悪影響の少ないフェイスをキープできていて、その後の落ち着き傾向なタイミングに関してもサイズを調整できる期間が残っていたと思います。
志田1
しかし、1月の地形と比べるとビーチを含めてインサイド〜ミドルエリアがしっかり削り込まれていて、アウトにかけて浅さが確保された広範囲な仕上がりに対して春の干潮が重なると形のまとまりを探し難く、頭以上のサイズからは沖の遠さも気になる雰囲気でした。
志田2
胸以下の控えめなサイズにとっては引きの時間帯が基準になるかもしれませんが、他のポイントのようにブレイクが途切れるほどの深いセクションもなく、全体的に堤防の内側は平らなエリアが残っているので、ウネリやサイズをキープできれば上げに向かう時間帯の方が形やピークのまとまりを楽しめていた印象です。
志田3
火曜日に通過した南岸低気圧の影響を受けて再び荒れたコンディションとなっていますが、前日と比較して既に落ち着き始めている状況で、この先の南西予報にチャンスがありそうです。

太東

3/28木曜日12時頃の様子から地形を判断します。干潮の潮止まりです。先週の落ち着きはほんの束の間で、前回以降はここにとってもクローズするようなコンディションが復活してしまい、他のポイントと比べて避難所的な対応はできていたものの普段のような形のまとまりやゆとりのあるブレイクではなかったように思えます。
太東1
ウネリやカレントの影響を受け続けた地形は志田と同じくアウトにかけて広範囲に浅さが確保されていて、力のあるハッキリしたブレイクは見た目よりもワイドな反応が多く、安定したピークを狙える堤防周辺に関しては複雑なカレントゾーンが拡大して難易度が高まっていた印象です。
太東2
西寄りな風向きを狙えた週末(3/23~24)もサイズの割にショートボード向けな反応が多かったかもしれません。
太東3
しかし、この先の南西コンディションでサイズダウンは間違いなさそうなので、落ち着き傾向な期間で形のまとまりを取り戻せると思います。控えめなサイズに対しても最近の干潮の動きを活かせる地形の広さが確保されているので、距離を重視した干潮前後の広範囲な反応や形が安定する上げ際のまとまりに期待できるかもしれません。

夷隅

3/28木曜日の13時頃の地形チェックレポートとなります。潮は上げ始めです。前回直後のサイズアップはその後の北西〜西風コンディションにかけてサイズを調整できる十分なウネリを届けてくれたので、肩前後のタイミングに合わせてここでの対応を楽しめる雰囲気になっていました。
いすみ1
今回のクローズもカレントやウネリの働きを継続しつつ、以前からもビーチの浸食でインサイドは広がり続けていて、今回の様子では全体的にミドルエリアにかけての地形の広がりにも期待できそうな変化になっていました。
いすみ2
基本は手前に集まるショアブレイクの反応ながら、No.1〜2を基準にした地形の広がりは干潮時の変化と合わせると対応するエリアの拡大を狙えると思うので、これまでよりも控えめなサイズの対応にも可能性があり、肩前後のサイズがあれば距離を遊べるフェイスが出現しそうです。
いすみ3
昔ほどではありませんが今回の地形の広がりはここ数年の中でも久しぶりだと思うので、胸以上の北東〜東ウネリをキープをできれば引きに向かう潮の変化に期待できるかもしれません。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、前回のチェック時には地形に対して乏しい反応となっていましたが、以前のクローズが目立っていた期間も北からウネリの反応が良かった雰囲気があり、更新後に北側を通過した低気圧が太平洋に抜けてからも発達し続けていたので、週末にかけて北西〜西風のコンディションに負けないウネリをキープできていたと思います。
潮の動きの大きさで干潮時には広範囲なブレイクやカレントの強まりが厄介な変化になっていたかもしれませんが、月曜日にかけての落ち着き傾向な期間に狙い目がありました。
火曜日以降は南岸低気圧が影響して風の強まりやクローズするウネリが復活していて、南西コンディションの落ち着きに期待していたものの、沖の南東の強まりは金曜日の時点でもクローズを長引かせるウネリを残している状況です。
さて、この先の波は予想以上のサイズをキープしているので、波に対しても南西コンディションの落ち着きに期待しつつ、週末(3/30~31)までのウネリを確保できそうな様子です。
一宮方面にとってはヨレが強まるコンディションですが、今のところ南寄りのウネリに変わっている状況からはポイントの右側でレギュラーを狙いやすい条件に思えます。
地形的にはこれまでの影響でまとまりの悪さやカレントのセクションの深さが複雑なブレイクを増やしていますが、サイズでカバーできればアウト〜ミドルエリアに選べる波が確保されそうです。
以前までの余計なカレントの働きがお手頃なサイズにとって深いエリアを残しているものの、ウネリをキープしていれば潮が少ない時間帯も不快なブレイクのバラつきはなく、地形に沿った反応は胸サイズあれば潮の動きに合わせて広範囲な反応と距離で遊べる波を探せるかもしれません。
しかし今回のクローズはウネリやカレントの向きがこれまでと違うので、前回とはブレイクの形や質も変わり、反応が別物になると思います。落ち着いてからのサイズでボヨつきを回避できればコンディション的に狙いやすい期間になるのでは?

最後に、水温ですが、まだ春の外気に追いついていないので冷たく感じていますが、南風予報が目立つ次回までの期間にゆるみがあるといいですね。
脱ブーツは今のところ厳しい雰囲気ながら、ドライスーツをフルスーツにしたり3㎜の対応がよくなってほしいところです。


[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

エリアウェザー

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データ波情報/ 千葉北 片貝・新堤

29 30 30 30 30 30 30 30 30 31 31 31 31 31 31 31 31 01
時間 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00
天気
気温 15.7 13.8 12.9 13.5 20.2 23.7 23.9 19.6 16.6 16.5 15.3 14.0 20.5 24.2 22.6 20.0 15.9 13.4
波高
m
3.26 2.74 2.40 2.25 2.03 1.79 1.66 1.57 1.60 1.62 1.49 1.44 1.39 1.39 1.43 1.47 1.33 1.18
波向
風速
m/s
3.0 3.9 4.5 5.4 2.8 2.2 3.4 3.5 4.3 6.2 6.0 3.9 3.9 5.4 6.9 6.5 3.6 0.5
風向
潮位
cm
79 58 97 113 49 1 38 90 87 69 95 116 64 8 24 74 89 79
29 30 30 30 30 30 30 30 30 31 31 31 31 31 31 31 31 01
時間 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00
天気
気温 15.7 13.8 12.9 13.5 20.2 23.7 23.9 19.6 16.6 16.5 15.3 14.0 20.5 24.2 22.6 20.0 15.9 13.4
波高
m
3.26 2.74 2.40 2.25 2.03 1.79 1.66 1.57 1.60 1.62 1.49 1.44 1.39 1.39 1.43 1.47 1.33 1.18
波向
風速
m/s
3.0 3.9 4.5 5.4 2.8 2.2 3.4 3.5 4.3 6.2 6.0 3.9 3.9 5.4 6.9 6.5 3.6 0.5
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千葉北 エリア 週間波予想
(TK)

  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 31 (日)
    グラフ 1 (月)
    グラフ 2 (火)
    グラフ 3 (水)
    グラフ 4 (木)
  • 週間予想

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  • 週間予想

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