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千葉北 片貝・漁港の波情報

ポイントガイド

千葉東金道路の東金ICから約15kmと、東京方面からのアクセスが最も良いポイントの一つ。
片貝全般に癖の少ないイージーなブレイクが中心で波もコンスタントにあり、各種テクニックの練習に適している。
周辺には食事も出来る施設等が充実していることも人気の秘密。漁港の国「物が北東風をかわしてくれる。
また、コンディションにもよるが、ロングとショートのピークが分かれるという暗黙のルールがある。

※片貝漁港へアクセスする際は、新堤ポイント側の駐車場に止めて、徒歩でアクセスする事をお勧めします。
千葉北のサーフィンスポット片貝・漁港の最新波情報。
サーフィン経験の豊富なベテラン波専門スタッフがサーファー目線で波情報・波予想や注意事項、アドバイスなどを提供しています。 無料でもサーフィンに必要な情報を閲覧可能ですが、会員登録すれば、より詳細な情報や波専門スタッフによる分析・解析など全てのコンテンツをご覧いただけます。
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  • 天候

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    B まぁまぁ

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    うねりパターン

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    16.1℃
    [気象庁解析データ]

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    片貝・漁港

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    片貝・漁港

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    潮回り

    大潮

    満潮

    04:01 / 17:38

    干潮

    10:49 / 22:58

    日出/日入

    04:51 / 18:19

    潮回り

    中潮

    満潮

    04:24 / 18:21

    干潮

    11:20 / 23:28

    日出/日入

    04:50 / 18:19

    潮回り

    中潮

    満潮

    04:48 / 19:08

    干潮

    11:55 / 23:58

    日出/日入

    04:49 / 18:20

  • ピンポイントWIND予測値(1H毎) 片貝・漁港

    (m)
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    2024/04/25 20:00

千葉北 エリア 波概況

明日は風向きに合わせて場所を選びたいところ。

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更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊

photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


前回17日(水)の更新から北東コンディションのヨレやボヨつきに影響される日が目立っていたので、地形の仕上がりは別として風を防ぐポイント選びが基準になってしまいました。
サイズとしてはなんとか胸サイズをキープできた期間でしたが、大潮による変化の激しさで干潮時に強まるカレントや満潮時のボヨつきが厄介なブレイクになっていて、深いセクションが残るポイントにとってはアウト重視な狙い方も仕方なく、ショアブレイクのまとまりを狙い難くなっています。

それでは、今回は4月24日(水)~25(木)の地形レポートです!

一宮

波質的に素直さやまとまりに欠けた印象はあったものの、19日(金)のサイズアップから週末にかけてウネリをキープ出来ていて、南東〜南風コンディションとなった20日(土)に関してもフェイスのヨレが気になる雰囲気でしたが、朝夕や風向きの変わり目に合わせて滑り心地を味わえる胸〜肩ブレイクが残っていたと思います。
東ウネリの弱りで今週に入ってからは風波の雰囲気が強まってしまい、 腹前後のサイズがあっても力の弱い波質では北東のコンディションのカレントに影響されてフェイスを保てていない様子です。
アウトとインサイドが分断された地形も変わっていないので、最近の反応は中間のボヨつきと途切れるフェイスで距離を狙えず、潮の動きの大きさが加わり変化の複雑さが増していました。
潮が多い時間帯に集まる手前のまとまりは全体的にボヨつきに負けてしまい、干潮時にはアウトの広範囲な反応も形のバラつきが目立ち、インサイドの地形は干上がってショアブレイクの期待が薄いので、潮位の変化でブレイクするエリアは確保されていても形を楽しめていない状況です。
今のところウネリの悪影響は落ち着きましたが、余計なカレントの働きは地形の復活を遅らせているように思います。
【24日(水)9時頃の潮が引きに向かう干潮に近い時間帯の様子】
1一宮
2一宮

サンライズ

16日(火)以降も北東コンディションの悪影響によってカレントや風のヨレに苦戦させられるブレイクが目立っていましたが、今週末までの期間は東ウネリのキープがあったので滑れるフェイスが残っていて、地形の複雑さを除けば19日(金)の午後の西風から20日(土)の朝の風の弱まりにかけて素直な反応を狙えていたと思います。
しかし、21日(日)の北東コンディションからはウネリの弱まりと風波の癖の強さが気になる反応になってしまい、ここも波の力の弱さで干潮時の形のバラつきや上げに向かう時間帯のボヨつきが厄介な変化になっている状況です。
全体的に中間の深いセクションに影響された地形は変わらず、やはりミドルエリアの不安定なフェイスは距離を楽しめていないようです。
最近の干潮の大きさでは日中にインサイドのまとまりを狙い難くなっているのでアウトの対応が基準な雰囲気ですが、この時の様子からはアウトの広さは残りながら一宮より手前に集まった仕上がりでもあり、正面〜左側にかけては右側と比べて深いセクションが少しずつ解消されているような印象がありました。
潮の動きが厄介な変化になり、ウネリやサイズが十分でも予期せぬカレントの出現で思い通りにブレイクしない状態が続いています。
【24日(水)10時頃の潮が引きに向かう干潮寸前の時間帯の様子】
3サンライズ
4サンライズ

東浪見

一宮と比べると東ウネリの反応はサイズや波数的に控えめな印象がありながら、ここも19日(金)から20日(土)のウネリの復活は乗りしろのあるフェイスが確保され、風の影響が気になりましたが、北西〜南西の対応は比較的ブレイクの素直さを狙える雰囲気になっていたと思います。
しかし、地形には潮の動きやコンディションの変化で不安定になる深いセクションが残っているので、やはりアウトで対応できるエリアは残されていても中間の複雑なブレイクは距離を狙えず、特に今週に入ってからの風波の反応は形のバラつきでフェイスがなくなってしまい、力の弱さからは遊べる単発のセクションも探せていない状況です。
潮の動きの大きさで干潮時にはインサイドの地形が干上がるほど引いていたので、中間の複雑さが以前よりも解消されるタイミングがあるかもしれません。また、地形としてもアウトから手前に向かって少しずつ砂が戻ってきていて、サンライズと同じく左側ほどミドルエリアの地形に繋がりが復活しているように思えました。
狙い目も波質やサイズによって定まりませんが、引き始めからの変化が無難なタイミングのようでした。
【24日(水)11時頃の干潮潮止まりの時間帯の様子】
5東浪見
6東浪見

志田

16日(火)以降も北東のオンショアコンディションが目立ってしまい、ここにとって癖の悪いカレントや風のヨレが強まっていたので対応の悪い期間となっていましたが、19日(金)のウネリの復活は午後の西寄りな風向きの変化からフェイスが整い始め、20日(土)の南西コンディションにかけて楽しめるサイズが反応していました。
この日に関しても前日に予報ほどの荒れたコンディションやサイズアップはなかったので、地形に対して形のまとまりが安定した胸〜肩ブレイクを狙えていた印象です。
一宮〜東浪見区間のような地形を分断する深いセクションがなく、正面〜右側エリアのレギュラーを基準に滑りのいいフェイスをキープし、これまでと大きく変化している雰囲気はありませんでしたが、大潮によって干潮時の変化が激しくなっているので、引きに向かう時間帯の不安定なカレントの強まりはピークのまとまりやフェイスの乗り心地を複雑にしている印象です。
個人的には波が痩せる干潮前後よりも潮の量がある引き始めや上げ際の調整が無難な狙い目だと思います。
地形の浅さで他よりもハッキリしたブレイクをキープしていました。
【25日(木)8時頃の潮が引きに向かう中間くらいの時間帯の様子】
8志田
7志田

太東

前回16日(火)以降の北東コンディションの多さでヨレやボヨりの悪影響が目立っていたので、印象的に対応の悪い期間ではありましたが、やはり19日(金)のウネリの復活で20日(土)のオフショアを楽しめるサイズのきっかけになり、潮時を選びながら堤防周辺の安定したピークや形のまとまりを狙えていたと思います。
その後のウネリの落ち着きからはオンショアの風波が続いていましたが、この日に関しても沖の南東コンディションから残る東ウネリが反応してお手軽なオフショア腰〜腹ブレイクを探せていました。
他よりも控えめなサイズに対して手前のボヨつきはあるものの、堤防の内側に広さと浅さを確保した地形が残っているので、この時のオフショアもロングボードを使って脛〜膝サイズまで狙えていたようです。
ピークやフェイスのまとまりが崩れてしまう傾向ながら、最近の干潮の大きさも加わってサイズの割に広範囲な反応があり、上げ始めにかけて距離感も残されていた雰囲気です。
胸〜肩以上のサイズからは形をキープできずにワイドなブレイクが増えるかもしれませんが、満潮前後の潮の量に狙い目が残されている状態です。
【25日(木)9時半頃の潮が引きに向かう干潮に近い時間帯の様子】
9太東
10太東

夷隅

このエリアの中で比較すると北東コンディションの対応がいいポイントなので、19日(金)の北西風を防ぎながらウネリの復活で頭サイズの反応があり、開くフェイスは癖強ながら個人的には距離と滑りのいいショアブレイクを楽しめました。
21日(日)の時点でウネリの落ち着きとともに距離を狙える反応が少なくなっていましたが、水量のある波はコンパクトさを遊べるブレイクが残っていた状況です。
この日のウネリの復活も他よりもサイズと波の水量を狙えていたので、画像よりも素直さにかけたフェイスながら東寄りのウネリの形はピークのまとまりがハッキリしていて、乗り心地としても十分なブレイクになっていました。
地形の様子からも広がったインサイドをキープしているので、ミドルエリアからのブレイクも遊べる距離が確保され、反応が広範囲になる引きに向かう変化でスムーズさが増していた傾向です。
大潮の干潮で変化が激しいものの、狙い目になる時間帯が延長されて上げ始めまでの対応もよくなっていた印象です。
【25日(木)10時半頃の干潮寸前の時間帯の様子】
11夷隅
12夷隅
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、21日(日)のウネリの落ち着きから23日(火)にかけては風波の反応が続き、一宮方面の対応が無難ではありましたが、ブレイクのバラつきが際立って乗りしろのないフェイスは、形の雰囲気があっても楽しめる波ではありませんでした。
しかし、更新後の19日(金)の北西コンディションとウネリの復活が重なったので、一宮方面や夷隅で風を防ぎながら肩前後の整ったフェイスを探せるタイミングがあり、この日の午後に関しては西寄りの風向きに変わって東浪見〜志田周辺にとっても癖が解消され始め、20日(土)の朝の無風から南西の変わり目はこのエリア全域に素直な反応を探せるコンディションとなっていました。
サイズは控えめでしたが18日(木)も同じようなコンディションを狙えていたので、東ウネリの反応は太東〜志田にとっても再び出番となるサイズが復活して風を防いだ波がありました。
さて、この先の波は次回までの期間に低気圧の通過やコンディションの変わり目はあるものの、前線の発生や移動するコースからは今のところウネリを届けてくれる雰囲気がなく、以前のような東ウネリの反応にも期待できない気圧配置に思えるので、サイズアップの可能性があっても風波の反応になってしまうのではないでしょうか。
地形の悪さが気になるポイントにとってもウネリがあれば潮時によってアウト重視なブレイクに可能性がありますが、風波では力の弱さでカレントやボヨつきに負けてしまい、複雑な要素が増えてピークやフェイスのまとまりを探せなくなるかもしれません。
南西コンディションの強まりは見た目をフラットするような変化にも繋がりかねないので、風波であっても水量を蓄えてくれないと見た目よりもハッキリしないブレイクに騙さられそうですね。
潮の少なさに影響される期間でもあって、干潮に向かって波が痩せると力の弱さが際立ってしまい、広範囲な反応もまとまりや距離とは無縁な雰囲気が強まるので、風波でもサイズの可能性があればオンショア・オフショアに関係なく潮が多い時間のチェックが必要かもしれません。

最後に、水温ですが、大幅な水温の上昇はありませんが、16℃近い状況からは以前よりもブーツなしの人が増えている印象です。


[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊
photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


前回17日(水)の更新から北東コンディションのヨレやボヨつきに影響される日が目立っていたので、地形の仕上がりは別として風を防ぐポイント選びが基準になってしまいました。
サイズとしてはなんとか胸サイズをキープできた期間でしたが、大潮による変化の激しさで干潮時に強まるカレントや満潮時のボヨつきが厄介なブレイクになっていて、深いセクションが残るポイントにとってはアウト重視な狙い方も仕方なく、ショアブレイクのまとまりを狙い難くなっています。

それでは、今回は4月24日(水)~25(木)の地形レポートです!

一宮

波質的に素直さやまとまりに欠けた印象はあったものの、19日(金)のサイズアップから週末にかけてウネリをキープ出来ていて、南東〜南風コンディションとなった20日(土)に関してもフェイスのヨレが気になる雰囲気でしたが、朝夕や風向きの変わり目に合わせて滑り心地を味わえる胸〜肩ブレイクが残っていたと思います。
東ウネリの弱りで今週に入ってからは風波の雰囲気が強まってしまい、 腹前後のサイズがあっても力の弱い波質では北東のコンディションのカレントに影響されてフェイスを保てていない様子です。
アウトとインサイドが分断された地形も変わっていないので、最近の反応は中間のボヨつきと途切れるフェイスで距離を狙えず、潮の動きの大きさが加わり変化の複雑さが増していました。
潮が多い時間帯に集まる手前のまとまりは全体的にボヨつきに負けてしまい、干潮時にはアウトの広範囲な反応も形のバラつきが目立ち、インサイドの地形は干上がってショアブレイクの期待が薄いので、潮位の変化でブレイクするエリアは確保されていても形を楽しめていない状況です。
今のところウネリの悪影響は落ち着きましたが、余計なカレントの働きは地形の復活を遅らせているように思います。
【24日(水)9時頃の潮が引きに向かう干潮に近い時間帯の様子】
1一宮
2一宮

サンライズ

16日(火)以降も北東コンディションの悪影響によってカレントや風のヨレに苦戦させられるブレイクが目立っていましたが、今週末までの期間は東ウネリのキープがあったので滑れるフェイスが残っていて、地形の複雑さを除けば19日(金)の午後の西風から20日(土)の朝の風の弱まりにかけて素直な反応を狙えていたと思います。
しかし、21日(日)の北東コンディションからはウネリの弱まりと風波の癖の強さが気になる反応になってしまい、ここも波の力の弱さで干潮時の形のバラつきや上げに向かう時間帯のボヨつきが厄介な変化になっている状況です。
全体的に中間の深いセクションに影響された地形は変わらず、やはりミドルエリアの不安定なフェイスは距離を楽しめていないようです。
最近の干潮の大きさでは日中にインサイドのまとまりを狙い難くなっているのでアウトの対応が基準な雰囲気ですが、この時の様子からはアウトの広さは残りながら一宮より手前に集まった仕上がりでもあり、正面〜左側にかけては右側と比べて深いセクションが少しずつ解消されているような印象がありました。
潮の動きが厄介な変化になり、ウネリやサイズが十分でも予期せぬカレントの出現で思い通りにブレイクしない状態が続いています。
【24日(水)10時頃の潮が引きに向かう干潮寸前の時間帯の様子】
3サンライズ
4サンライズ

東浪見

一宮と比べると東ウネリの反応はサイズや波数的に控えめな印象がありながら、ここも19日(金)から20日(土)のウネリの復活は乗りしろのあるフェイスが確保され、風の影響が気になりましたが、北西〜南西の対応は比較的ブレイクの素直さを狙える雰囲気になっていたと思います。
しかし、地形には潮の動きやコンディションの変化で不安定になる深いセクションが残っているので、やはりアウトで対応できるエリアは残されていても中間の複雑なブレイクは距離を狙えず、特に今週に入ってからの風波の反応は形のバラつきでフェイスがなくなってしまい、力の弱さからは遊べる単発のセクションも探せていない状況です。
潮の動きの大きさで干潮時にはインサイドの地形が干上がるほど引いていたので、中間の複雑さが以前よりも解消されるタイミングがあるかもしれません。また、地形としてもアウトから手前に向かって少しずつ砂が戻ってきていて、サンライズと同じく左側ほどミドルエリアの地形に繋がりが復活しているように思えました。
狙い目も波質やサイズによって定まりませんが、引き始めからの変化が無難なタイミングのようでした。
【24日(水)11時頃の干潮潮止まりの時間帯の様子】
5東浪見
6東浪見

志田

16日(火)以降も北東のオンショアコンディションが目立ってしまい、ここにとって癖の悪いカレントや風のヨレが強まっていたので対応の悪い期間となっていましたが、19日(金)のウネリの復活は午後の西寄りな風向きの変化からフェイスが整い始め、20日(土)の南西コンディションにかけて楽しめるサイズが反応していました。
この日に関しても前日に予報ほどの荒れたコンディションやサイズアップはなかったので、地形に対して形のまとまりが安定した胸〜肩ブレイクを狙えていた印象です。
一宮〜東浪見区間のような地形を分断する深いセクションがなく、正面〜右側エリアのレギュラーを基準に滑りのいいフェイスをキープし、これまでと大きく変化している雰囲気はありませんでしたが、大潮によって干潮時の変化が激しくなっているので、引きに向かう時間帯の不安定なカレントの強まりはピークのまとまりやフェイスの乗り心地を複雑にしている印象です。
個人的には波が痩せる干潮前後よりも潮の量がある引き始めや上げ際の調整が無難な狙い目だと思います。
地形の浅さで他よりもハッキリしたブレイクをキープしていました。
【25日(木)8時頃の潮が引きに向かう中間くらいの時間帯の様子】
8志田
7志田

太東

前回16日(火)以降の北東コンディションの多さでヨレやボヨりの悪影響が目立っていたので、印象的に対応の悪い期間ではありましたが、やはり19日(金)のウネリの復活で20日(土)のオフショアを楽しめるサイズのきっかけになり、潮時を選びながら堤防周辺の安定したピークや形のまとまりを狙えていたと思います。
その後のウネリの落ち着きからはオンショアの風波が続いていましたが、この日に関しても沖の南東コンディションから残る東ウネリが反応してお手軽なオフショア腰〜腹ブレイクを探せていました。
他よりも控えめなサイズに対して手前のボヨつきはあるものの、堤防の内側に広さと浅さを確保した地形が残っているので、この時のオフショアもロングボードを使って脛〜膝サイズまで狙えていたようです。
ピークやフェイスのまとまりが崩れてしまう傾向ながら、最近の干潮の大きさも加わってサイズの割に広範囲な反応があり、上げ始めにかけて距離感も残されていた雰囲気です。
胸〜肩以上のサイズからは形をキープできずにワイドなブレイクが増えるかもしれませんが、満潮前後の潮の量に狙い目が残されている状態です。
【25日(木)9時半頃の潮が引きに向かう干潮に近い時間帯の様子】
9太東
10太東

夷隅

このエリアの中で比較すると北東コンディションの対応がいいポイントなので、19日(金)の北西風を防ぎながらウネリの復活で頭サイズの反応があり、開くフェイスは癖強ながら個人的には距離と滑りのいいショアブレイクを楽しめました。
21日(日)の時点でウネリの落ち着きとともに距離を狙える反応が少なくなっていましたが、水量のある波はコンパクトさを遊べるブレイクが残っていた状況です。
この日のウネリの復活も他よりもサイズと波の水量を狙えていたので、画像よりも素直さにかけたフェイスながら東寄りのウネリの形はピークのまとまりがハッキリしていて、乗り心地としても十分なブレイクになっていました。
地形の様子からも広がったインサイドをキープしているので、ミドルエリアからのブレイクも遊べる距離が確保され、反応が広範囲になる引きに向かう変化でスムーズさが増していた傾向です。
大潮の干潮で変化が激しいものの、狙い目になる時間帯が延長されて上げ始めまでの対応もよくなっていた印象です。
【25日(木)10時半頃の干潮寸前の時間帯の様子】
11夷隅
12夷隅
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、21日(日)のウネリの落ち着きから23日(火)にかけては風波の反応が続き、一宮方面の対応が無難ではありましたが、ブレイクのバラつきが際立って乗りしろのないフェイスは、形の雰囲気があっても楽しめる波ではありませんでした。
しかし、更新後の19日(金)の北西コンディションとウネリの復活が重なったので、一宮方面や夷隅で風を防ぎながら肩前後の整ったフェイスを探せるタイミングがあり、この日の午後に関しては西寄りの風向きに変わって東浪見〜志田周辺にとっても癖が解消され始め、20日(土)の朝の無風から南西の変わり目はこのエリア全域に素直な反応を探せるコンディションとなっていました。
サイズは控えめでしたが18日(木)も同じようなコンディションを狙えていたので、東ウネリの反応は太東〜志田にとっても再び出番となるサイズが復活して風を防いだ波がありました。
さて、この先の波は次回までの期間に低気圧の通過やコンディションの変わり目はあるものの、前線の発生や移動するコースからは今のところウネリを届けてくれる雰囲気がなく、以前のような東ウネリの反応にも期待できない気圧配置に思えるので、サイズアップの可能性があっても風波の反応になってしまうのではないでしょうか。
地形の悪さが気になるポイントにとってもウネリがあれば潮時によってアウト重視なブレイクに可能性がありますが、風波では力の弱さでカレントやボヨつきに負けてしまい、複雑な要素が増えてピークやフェイスのまとまりを探せなくなるかもしれません。
南西コンディションの強まりは見た目をフラットするような変化にも繋がりかねないので、風波であっても水量を蓄えてくれないと見た目よりもハッキリしないブレイクに騙さられそうですね。
潮の少なさに影響される期間でもあって、干潮に向かって波が痩せると力の弱さが際立ってしまい、広範囲な反応もまとまりや距離とは無縁な雰囲気が強まるので、風波でもサイズの可能性があればオンショア・オフショアに関係なく潮が多い時間のチェックが必要かもしれません。

最後に、水温ですが、大幅な水温の上昇はありませんが、16℃近い状況からは以前よりもブーツなしの人が増えている印象です。

[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

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データ波情報/ 千葉北 片貝・漁港

25 26 26 26 26 26 26 26 26 27 27 27 27 27 27 27 27 28
時間 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00
天気
気温 18.1 17.0 17.2 16.4 20.0 24.3 23.3 20.5 18.4 17.7 16.7 16.8 15.6 17.3 18.9 17.1 15.6 14.4
波高
m
1.48 1.40 1.34 1.31 1.30 1.27 1.25 1.21 1.14 1.09 1.08 1.07 0.98 0.98 1.20 1.12 1.10 1.16
波向
風速
m/s
2.1 2.1 1.8 3.6 2.7 2.7 2.6 2.7 2.0 2.5 1.8 1.3 2.7 4.3 4.4 3.3 2.0 1.5
風向
潮位
cm
65 71 117 89 9 3 74 110 78 73 115 101 20 -8 56 105 89 77
25 26 26 26 26 26 26 26 26 27 27 27 27 27 27 27 27 28
時間 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00
天気
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m/s
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風向
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千葉北 エリア 週間波予想
(fuji)

  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 27 (土)
    グラフ 28 (日)
    グラフ 29 (月)
    グラフ 30 (火)
    グラフ 1 (水)
  • 週間予想

  • ウネリの期待度( 千葉北 )

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  • 週間予想

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