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QS1,500『Taiwan Open of Surfing』終了!


PHOTO:© WSL/Hain

台湾・台東「Jinzun-Harbor」(金樽港)で開催されていたQS1,500『Taiwan Open of Surfing』が現地時間11月25日に終了。
アジア・リージョナル、オーストラリア・オセアニアのチャンピオンも決まる大切な一戦、日本人選手も多く参加していましたが、ファイナルはオージー対決、それもスナッパーロックスのローカル同士の勝負となり、ミッチ・パーキンソンが優勝。

ファイナルデイは冬型の気圧配置により吹き続く北東の季節風が生み出した波で公式3-5ftレンジ。
風は強めながら安定した地形によりコンテストには十分なコンディションが整い、エアーゲームの末にミッチがトータル14.23をスコア。
CTサーファーのジョエル・パーキンソンの従兄弟でもある彼はまだジュニア枠から外れたばかりですが、早くもQS初優勝を決めてポテンシャルの高さを示していました。


PHOTO:© WSL/Robertson
(ミッチ・パーキンソン)

「嬉しくて言葉が出ないよ。一緒に旅して同じ宿にいるシェルドンと最後にファイナルを戦うなんて信じられないね。波はずっとあったし、素晴らしいイベントだった。子供の頃からの仲間とのファイナルは本当に特別だった。それにQS初優勝。最高の気分さ」

今シーズンのQSでは後半に結果を残したミッチ。
フィリップアイランドで開催された1,500でジェイコブ・ウィルコックス(AUS)とファイナルを戦い2位。
そして、今回の優勝でオーストラリア・オセアニアのチャンピオンにも輝き、来シーズン前半の10,000、6000のシード権を獲得。
更にシリーズチャンピオンの賞金として10,000USドルを手に入れることに成功。

「シリーズチャンピオンについてはなれるかどうかも知らなかった。あまり考えてもいなかったけど、この機会に来年はQSを楽しんでみようと思う。賞金も貰っちゃったしね。このリージョナルのQSで優勝するのは、本当に光栄さ」


PHOTO:© WSL/Hain
(和井田理央)

アジア・リージョナルのチャンピオンは先週の海南島での3,000でも3位に入った和井田理央(IDN)が今回も3位と安定した成績で獲得。
ミッチ同様に来シーズン前半の10,000、6000のシード権を獲得し、インドネシア人として初のクオリファイに向けて本格的な挑戦が始まります。

「アジアのQSでトップになれて嬉しい。そして、来年はQSのビッグイベントでサーフィン出来るなんて最高。長年の夢だったんだ。早くビッグネームと戦いたいね。このイベントでは素晴らしい時間を過ごし、興奮しながらサーフィンしていた。来年も台湾に戻ってくるよ!」


PHOTO:© WSL/Bennett
(会場のJinzun-Harbor)

QSの次は昨年まで中国・海南島の「日月湾」で開催されていたロングボードのワールドチャンピオンを決めるWLTが12月3日までのウェイティングピリオドで開催。
『Taiwan Open World Longboard Champs』にはピッコロ・クレメンテ(PER)、カニエラ・スチュワート(HAW)、トニー・シルヴァニ(USA)、ハーレー・イングルビー(AUS)他、世界中からトップ選手が集結。
日本代表は秋本祥平、堀井哲、田岡なつみの3名です。

『Taiwan Open of Surfing』結果
1位 ミッチ・パーキンソン(AUS)
2位 シェルドン・シムカス(AUS)
3位 ハーレー・ロス(AUS)、和井田理央(IDN)

WSL公式サイト

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