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2018年にサーフランチでCTが開催される!?


PHOTO: c WSL/Morris
(ステファニー・ギルモア)

9月に行われたカリフォルニアのトラッセルズ戦の後、ケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」で招待されたCT選手によって特別なフォーマットで試験的に開催された『Future Classic』
自然の波とは違う動きをする人工的な波に乗る選手をどうやってカメラに収めるか、全て同じ波にどのようにしてスコアを出すかなど、実際にCTイベントを想定して行われていました。

結果、CT選手の他、マーク・リチャーズ、ショーン・トムソン、マーティン・ポッター、ランディ・ラリックなどのプロサーフィンの創設者でもある多くのレジェンドサーファーを巻き込んで大成功に終わり、早くもWSLから2018年のCTのカレンダーに「サーフランチ」が掲載されることが発表。


PHOTO: c WSL/Sherman
(ケリー・スレーター)

■WSLのCEO、ソフィー・ゴールドシュミット氏

「今回のテストイベントの結果とシーズン中の「サーフランチ」でのサーファーのトレーニングのフィードバックを元に「来年の9月のイベントはサーファーとファンにとって特別なものになる可能性がある」
ソフィーのロングインタビューは以下のサイトでも翻訳が紹介されています。

サーフィンニュース新CEOが語るWSLの今後〜ウェーブプール・オリンピック・2018ツアー〜

■キーレン・ペロー
(WSLコミッショナー)

「私達はこの技術をどのように適用するか、まだ学んでいる段階である。このスポーツのゲームの方法を完全に変えてしまったんだ。この一年、WSLとKSWCチームがサーフランチで開発したものは信じられないほどで、今やカリフォルニアの中部(サーフランチがある場所)はワールドクラスの波を誇っている。世界中のどの地域でもハイクオリティの波を生み出すこのこの技術は、コンペティションの世界を進化させ、発展の可能性を広げてくれるだろう」


PHOTO: c WSL/Sherman
(JJF)

2015年、シーズン終了後にケリー自身のライディングによって世界中に配信されたカリフォルニアの中部「Lemoore」の施設「サーフランチ」は、その後も改良と進化を遂げ、9月のテストイベントではコンペティションの舞台としても通用することを証明。
更に選手のトレーニング施設としても活用され、『Future Classic』に参加しなかった選手の意見も取り入れ、CTイベントを行うことも可能と判断されたそうです。

■エイドリアン・バッカン
(メンズCTの選手代表『Future Classic』招待選手)

「サーフランチでのコンペティションの経験は想像を超えていた。ケリーのチームはカリフォルニアの農村の真ん中にライト、レフト共に完璧な400ヤードの波を創った。あの経験からCTイベントを開催するのにふさわしい波であることは間違いないと確信したよ。もちろん、常に私達のホームは海。しかし、サーフィンの世界は進化して、自然に左右されない正確なスケジュールでサーフィンの素晴らしさを新しい観客に伝える機会を得ることが出来るようになった。WSLの中で繰り広げられる面白い対決やドラマは本当にエキサイティングなんだ」



■セージ・エリクソン
(ウィメンズCTの選手代表『Future Classic』招待選手)

「選手側とWSL側でサーフィンランチでのイベント開催を長い間協議してきたの。今、イベントとしてスケジュールに組まれる機会を得た。ハイクオリティの波が保証され、全てのサーファーにとって公平なチャンス。全く新しい観客のための環境。今シーズンのテストイベントから得た一つは、勝つためには自分だけの武器を持つ必要があるってこと。フォアハンド、バックハンド、バレル、ターン、エアー、タイミングなどが影響を与える。それは素晴らしいものになるでしょうね」

2018年のWSLのスケジュールは来週発表されます。
WSLのCEO、ソフィー・ゴールドシュミット氏のコメントからすると、トラッセルズ戦の前後、9月の可能性が高そうです。

WSL公式サイト

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