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『Trump Onjuku Logger pro』終了!


PHOTO:© WSL/Omi

2015年から日本では1シーズンに一戦だけの開催となった貴重なロングボードツアーのイベント。
今年は昨年までの宮崎県のお倉ヶ浜から会場を千葉県の御宿に移動。
冬場でも比較的温暖な場所で週末を中心に多くのサーファーが集まり、ロングボーダーも多いスポットですが、プロコンテストの舞台となるのは初。
記念すべき御宿でのイベントが台風シーズンも終わりを告げる11月の中旬、11日〜12日に開催。

メインスポンサーは今年もウェットスーツブランド「Trump」で、世界中から豪華なメンバーが日本に集結。
イベント初日に通過した低気圧の影響でまずまずの波にも恵まれた『Trump Onjuku Logger pro』を制したのは、2013年、2015年のワールドチャンピオン、ピッコロ・クレメンテ(PER・写真最上部)
ウィメンズはローカルの吉川広夏でした!


PHOTO:© WSL/Omi

メンズは優勝したピッコロを始め、ディフェンディングチャンピオンのトニー・シルヴァニ(USA)、2011年、2012年のワールドチャンピオン、テイラー・ジェンセン(USA)と毎年来日して楽しませてくれるメンバーにハワイアンの カニエラ・スチュワート(写真上)が加わった4名がファイナルへ。

日本勢ではショートボードとの二刀流でJPSAのグランドチャンピオンを獲得した浜瀬海、ローカルの岡田匡平&ユージン・ティール、16歳の井上鷹がSFに残りましたが、ファイナル進出はならず...。

ファイナルは驚異的なハングファイブ、ハングテンで8.33をスコアしたピッコロが一歩リード。
ダークホースのカニエラ、トニーも追い上げますが、後半に再び長いノーズライドをメイクしたピッコロが7.75のバックアップスコアを重ねて2位以下を引き離して優勝。
2015年のワールドチャンピオンを決める中国・海南島以来、久々の勝利を決めました。



PHOTO:© WSL/Omi

ウィメンズは海外からのエントリーが少なく、ファイナリストに選ばれた4名の内、マリア・フェルナンダ(PER)の1名のみ。
オーストラリアのレジェンドのナット・ヤングの娘、ナヴァ・ヤングが注目されていましたが、SFで姿を消すことに...。

日本勢はローカルの吉川広夏、今シーズンのJPSAで大活躍をして「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得した小山みなみ、ベテランの小高惠子。

ファイナルはローカルナレッジを活かしてスコアを重ねる吉川広夏が主導権を握った一方、後半に小山みなみが追い上げて2位に浮上。
終了間際のラストチャンス、ニード6.73のシチュエーションで6.50と僅差で優勝を逃し、吉川広夏(写真上)に軍配が上がりました。

シーズン後半はJPSAのタイトル争いよりもカリフォルニアでのレベルアップを優先した吉川広夏。
ノーズライドの完成度では頭一つ抜けており、11月末に台湾で開催されるワールドロングボードチャンピオンシップ『Taiwan Open World Longboard Champs』も活躍が期待出来そうです。

なお、シングルフィン、ノーリーシュによるスペシャルヒート『TRUMP Trim&Glide』は本戦のファイナリスト、テイラー&トニーの他、秋本祥平と井上鷹の4名が戦い、テイラーが優勝。

11月23日〜12月3日は台湾・台東「Jinzun-Harbor」(金樽港)で
ワールドチャンピオンを決める『Taiwan Open World Longboard Champs』が開催されます。


『Trump Onjuku Logger pro』結果
1位 ピッコロ・クレメンテ(PER)
2位 カニエラ・スチュワート(HAW)
3位 トニー・シルヴァニ(USA)
4位 テイラー・ジェンセン(USA)

ウィメンズ
1位 吉川広夏
2位 小山みなみ
3位 マリア・フェルナンダ(PER)
4位 小高惠子

『Trump Onjuku Logger pro』公式サイト



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