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2017年のウィメンズQS最終戦を制したのは?


PHOTO:© WSL/Smith

早いものでハワイのノースショアのシーズンが始まり、2017年もそろそろクライマックスが近づいていますが、ウィメンズQSは一足先に最終戦がオーストラリア・ニューカッスル東部の「Birubi Beach」で開催され、現地時間11月5日に終了。

最もグレードが高く 、リクオリファイに重要な6,000が最終戦。ここで2017年のQSランキングが決まるため、CTからも生き残りを賭けて多くの選手が参加していました。

イベント期間中は前半をピークに強い南よりのウネリが入り、後半にかけて東〜南東ウネリにシフトしながら十分なサイズ。
サメ出現でヒートが一時中断されるなどオーストラリアらしいハプニングも。
ファイナルデイは風の影響が入った難しいコンディションの中、CT選手の強さが際立ち、ジョアン・ディファイ(FRA)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)がファイナルに残っていました。

ファイナルはタティアナがトータル14.43で後半まで主導権を握っていましたが、ラスト5分、ジョアンは長いライトの波をキャッチしてパワフルなレイバックスナップ、クローズアウトセクションもメイクして9.07をスコア。
トータル17.74で逆転に成功して優勝、QSランキングでもトップに立ちました!


PHOTO:© WSL/Smith

「今年もう一度優勝出来て最高の気分よ。ここ数戦、CTでは結果が出せなかったから、ヒートに慣れるために来たの。スコアを出して自信がついたわ。CTのランキングでまだ安全なランキングにいるので、プレッシャーは無かった。リラックスしてヒートをこなし、楽しんだことが勝利の大きな助けになったの。とても良い波だったし、ここに来れて本当に嬉しい。美しい場所よ」

QSでは2月に同じニューカッスルで開催された6,000でキャリア初優勝を果たし、更に今シーズン2度目の優勝を決めたジョアン。
その他にマンリーでの6,000で2位に入るなどオーストラリアで大活躍。
最終戦を前にしたCTのランキングはギリギリの9位ですが、QSではトップに立ち、リクオリファイを確定させました。


PHOTO:© WSL/Smith

「今回のようなビッグイベントでQSのシーズンを終えることはウィメンズの選手にとって重要。それはクオリファイを目指すQS選手だけではなく、CTの選手にも大きな意味を持つから私達はここに来たの。このグレード無しではウィメンズのQSサーファーにチャンスは無い。今までQSで優勝したことも無かったのに、今年は同じエリアで2度も優勝が出来た。それは本当に特別なことよ」

これでウィメンズQSの最終ランキングが決定。
クオリファイの条件はQSランキング6位以内ですが、CTで10位以内に入り、リクオリファイを果たした選手が含まれる場合は繰り上げがあるため、11月25日からマウイ島・ホノルアベイで開催されるウィメンズCT最終戦が終了するまでクオリファイは確定しません。

今のところQSランキング7位のキャロライン・マークス(USA)、ペイジ・ハレブ(NZ)、メイシー・キャラハン(AUS)辺までがクオリファイのラインになりそうです。

なお、今イベントには多くの日本人選手が参加していましたが、R6に進出して9位でフィニッシュした大村奈央が最高位。
最終ランキングは40位。
鴨川での3,000『White Buffalo Women’s Pro』で9位、日本人最高位の川合美乃里は今回17位。
最終ランキングは21位でシーズンを終えています。

『Port Stephens Toyota NSW Pro』結果
1位 ジョアン・ディファイ(FRA)
2位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)
3位 ホリー・ウォン(AUS)、メイシー・キャラハン(AUS)

WSL公式サイト

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