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『Pe’ahi Challenge』は今年もロコボーイ&ガールが制した!


PHOTO: © WSL/Hallman

現地時間10月28日、BWT(ビッグウェーブツアー)では異例の2日間に渡って行われたマウイ島の「Pe’ahi」、通称「Jaws」を舞台とした『Pe’ahi Challenge』が終了。

2015年の初開催から3年連続と他国でのイベントと比べてコンスタントにモンスターウェーブの姿を現すこのポイントに世界中からビッグウェーバーが集結。
超大型の台風21号から変わった低気圧のアリューシャン経由の北西ウネリがハワイのノースショアを覚醒させ、例年より早いシーズンの幕開けを告げました。

予報通り、北西ウネリがピークを迎えたファイナルデイの朝、BWTでは最上級のグレードのゴールドとなる45ft+の巨大な「Pe’ahi」
特にセカンドヒートとなったSFのH2はH1にあったバンプが消え、’ピアヒ・マジック’と称されるほど素晴らしいコンディションとなり、イアン・ウォルシュ(HAW・写真最上部)、ライアン・ヒップウッド(AUS)が車が数台も入ってしまうような特大のクリーンなバレルをメイク。
その2本は早くも今冬のベストバレルになりそうな驚愕のスケールで、当然のようにパーフェクト10がスコアされました。


PHOTO: © WSL/Hallman

イアンを始め、2年連続で今イベントを制したビリー・ケンパー(写真上)、7月にプエルト・エスコンディードで行われた『Puerto Escondido Challenge』で優勝したカイ・レニーと3名のロコボーイ。
グレッグ・ロング(USA)、マクアカイ・ロスマン(HAW)の2名のワールドチャンピオン。
オーストラリアを代表するビッグウェーバー、ライアンと最強のメンバーが揃ったファイナル。

SFのH2と比べるとバレルを抜けるのは難しく、バンプも出現していましたが、全ての選手が生死にも関わるワイプアウトを恐れずに猛烈なチャージを繰り返し、クロスゲーム。
強烈なワイプアウトをしたライアン以外は僅差で最後まで誰が優勝してもおかしくない展開の中、イアンが2本目で僅かながらバレルインに成功して7.67。
ファイナルの主導権を握り、最後には最大級のセットのピークの最も奥からドロップ、そのままワイプアウトしたものの、BWTのジャッジクライテリアではこのライディングは高く評価され、6.33。見事に他5名を抑えて『Pe’ahi Challenge』で初の優勝を決めました。

「SFでは10ポイントを出したのにも関わらず、3位だった。それはカイとヒッポ(ヒップウッド)がヒートでどれだけ凄いサーフィンをしたかの証さ。アルビーがクレイジーな波にテイクオフする姿も見たよ。皆が参加出来るような沢山の機会があり、この美しいスポーツが前進すれば良いね」


PHOTO: © WSL/Hallman


PHOTO: © WSL/Hallman

イアンがSFでメイクしたビッグバレルは来年春のビッグウェーブのアワード『Ride of the Year』にノミネートされることが確実。
きっと、華やかな舞台でこの日の体験を振り返る姿が見られることでしょう。

「本当に大きな名誉だよ。ビリーを受け継いでマウイ島にこの栄冠を持ち帰ることが出来るんだ。信じられないような波に恵まれた数日だった。皆、本当に凄いサーフィンをしていたし、そんな彼らと一緒に海に入れたことが嬉しかったね。まるでフリーサーフィンのようで、ヒートを観戦するのも楽しかった。波が大きければ大きいほどこのスポーツの意味も向上する。本当に光栄だし、ストークしているよ」

2015年の初開催と同じく、グレードがゴールドになった今年の『Pe’ahi Challenge』
ポイントも最大で優勝したイアンは15,625ポイントを獲得。
ランキングではイアンが3位、ビリーが2位、カイがトップの座をキープしています。

今シーズンのBWTはポルトガルのナザレ、カリフォルニアのマーヴェリクスでのイベントが残されており、ウェイティングピリオドは2月28日まで。


PHOTO: © WSL/Saguibo

昨年、BWTでは初開催となったウィメンズのヒート。
ファイナルに残った6名の内、3名が怪我で棄権という過酷な戦いでしたが、2年目となる今年は確実にレベルアップしており、今年は全ての選手が波に乗っていました。
その中でもディフェンディングチャンピオンのペイジ・アーム(HAW・写真上)は、ロコガールらしく一本目から最高のセットにドロップしてメイク。
中盤には更に大きなセットにチャージ、クローズアウトセクションに巻き込まれてワイプアウトした際も冷静にジェットスキーの救助を待って留まり、7.70のハイエストスコアを手に入れ、2連覇を成し遂げました。

「予報には疑問を抱いたけど、確かにピアヒにウネリが届いたわ。パーフェクトなジョーズ、誰もいないラインナップで待つ気分は最高だった。これ以上のことはないわ。全ての女性が波に乗ることが出来た。このビッグウェーブ、特別のセットが乗れなかったことを悔やんでいるけど、とても興奮しているし、光栄よ」

以前はQSに参加した経験もあるページですが、現在はビッグウェーブに焦点を合せ、トレーニングを続けています。
フリーサーフィンの世界では南アフリカ、タバルアなどの世界有数のスポットに身を置いてバレルライドでも一流のスキルを持つ彼女。

「皆はこの場所を怖くないと言うけど、それは嘘だと思う。ここは世界で最もパワフルで威圧的な大きな波だわ。優勝したイアンの優勝にとても興奮したし、彼を尊敬する。私達はこれ以上望むものがない...。最高のショーだった。ありがとう、ピアヒ!」


PHOTO: © WSL/Saguibo

ページの他にも昨年病院送りで途中棄権となったカウアイ島のカーラ・ケネリー(写真上)がバックハンドながら果敢なチャージを披露。
強烈なワイプアウトでサーフボードがボードが真っ二つになったものの、7.17のオープニングライドでウィメンズのビッグウェーバーのパイオニアとしてその存在感を示し、昨年2位だったジャスティン・デュポン(FRA)は安定したドロップとピアヒでは難しいレフトの波にもトライしていました。

この日の模様は全て公式サイトの「Heat Analyzer」でチェックすることが可能です。

『Pe’ahi Challenge』結果
1位 イアン・ウォルシュ(HAW)
2位 ビリー・ケンパー(HAW)
3位 マクアカイ・ロスマン(HAW)
4位 カイ・レニー(HAW)
5位 グレッグ・ロング(USA)
6位 ライアン・ヒップウッド(AUS)

ウィメンズ
1位 ペイジ・アーム(HAW)
2位 カーラ・ケネリー(HAW)
3位 ジャスティン・デュポン(FRA)
4位 ビアンカ・ヴァレンティ(USA)
5位 アンドレア・モーラー(BRA)
6位 フェリシティ・パルマティアー(AUS)

WSL公式サイト


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