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『Oi Rio Pro』 タイラーがブラジル2連覇!


PHOTO: © WSL/Smorigo

現地時間5月14日、ブラジル・リオデジャネイロのサクアレマで開催中のCT第4戦『Oi Rio Pro』はクライマックスを迎え、まずはウィメンズのファイナルが終了!
世界中で祝われる「母の日」(日付けが異なる国も)の日曜日。水着で過ごせる常夏のビーチは朝から溢れんばかりのギャラリーが集まり、大盛り上がりの一日でした。

カレントリーダーのステファニー・ギルモア(AUS)が前日のQFで敗れ、カリッサ・ムーア(HAW)が2010年以来、7年振りに最下位になるなど荒れたレースになったウィメンズで最後に笑ったのはディフェンディングチャンピオンのタイラー・ライト(AUS・写真最上部・下)でした!

「ステファニーと’ジープリーダージャージ’(トップのイエロージャージ)を分け合うのは嬉しいわ。今年も良い年になりそうね。オーストラリアレッグの後、このポジションにいるのは毎年目標にしていること。良い気分よ。昨年と同じスタッフで戦っている。彼らは最高だし、感謝しているわ。そして、今日は母の日。母の幸せを願っている」

オーストラリアレッグの3戦の内、2勝を上げた昨年と違い、今年は開幕戦で5位とつまずき、2位、3位と優勝が無く、ランキングも3位だったタイラー。しかし、今回の優勝でステファニーと同率トップになり、シーズンの折り返し地点である次のフィジーに向かいます。


PHOTO: © WSL/Poullenot

「とても良い一週間だった。兄のオーウェン、マット(ウィルキンソン)、ローラ(エネバー)、フレッチ(リップカールのマネージャー、ライアン・フレッチャー)、ミック(ファニング)、私達のチームはここで素晴らしい結果を出している。ブラジルに来る前、バックハンドのサーフィンに熱心に取り組んだの。一つのパフォーマンスに集中したり、やるべきことをこなすのは良いことよ。凄い楽しかったわ」

昨年、初のワールドタイトルの立役者となったコーチのマイクロことグレン・ホールは今回ブラジル入りせず、ウィルコことマット・ウィルキンソン(AUS)をキャプテンとしたチームで挑んだ今回のブラジル戦。
メンズを含めて言えることですが、オージーはこの手のビーチブレイクに強く、タイラーの武器であるパワーサーフィン。そして、安定感がファイナルまで崩れることなく、ほぼ全てのヒートで圧勝という形でした。

優勝後のビーチ凱旋で担ぎ役を務めたオーウェン、ウィルコ。
そして、ミックの3名もイベントに残っており、このチームがブラジルを完全制覇する可能性もありそうです。


PHOTO: © WSL/Poullenot

2014年のルーキーイヤーから4年目。すでに優勝経験も2度あり、ツアーの伏兵的存在になっているジョアン・ディファイ(FRA・写真上)は今シーズン初のCTでのファイナル進出。
開幕戦では3位に入っており、今回の結果によってランキングは4位まで上昇。
次のフィジーは昨年ウィメンズサーフィンの歴史に新たな1ページが刻まれた素晴らしいコンディションの中、フランス人として初制覇した舞台。
もう一つ良い結果を出せば、タイトル争いに絡んできそうです。

「サクアレマのギャラリーに感謝したい。とても面白い波だったし、ここでは皆が楽しんでいたと思う。それは本当に良いこと。自分自身のパフォーマンスにも満足しているわ。サポートしてくれた皆に感謝するわ。次のフィジーが楽しみよ」

フィジー戦はメンズの前に5月28日からスタートしますが、ジョアンは5月20日〜28日にフランスで開催される『ISA World Surfing Games』にフランス代表として出場する予定。
世界のトップ選手らしいタイトなスケジュールになりそうです。


PHOTO: © WSL/Smorigo

ウィメンズの後にはメンズのR4が進行。
エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、ミック・ファニング(AUS・写真上)、エイドリアン・バッカン(AUS)、オーウェン・ライト(AUS)が1位通過でQF進出を決めた一方、前日にジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を倒したヤゴ・ドラ(BRA)、ガブリエル・メディナ(BRA)、ジョーディ・スミス(ZAF)、五十嵐カノア(USA)などは敗者復活戦のR5へ。

「ヤゴは素晴らしい形でジョン・ジョンを倒した。特にここのレフトの波で彼は信じられないようなサーフィンをするんだ。ジョエルと自分は13歳の時から一緒だし、彼との対戦は常に楽しんでいる。今日はバックウォッシュも考慮して乗らなければいけない。ここの波はいつも難しいけど、次に進めてストークしているよ」

昨年のスポット参戦からフル参戦に戻り、徐々に調子を取り戻しているミック。
ホームのデュランバーの波にも似た柔らかなビーチブレイクで9.50を含む17.50をスコア。ヤゴに刺激されたのか、珍しくエアリアルも披露していました。


PHOTO: © WSL/Poullenot

ネクストコールは現地時間5月15日朝7時(日本時間の同日夜7時)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると新しい南よりのウネリが入るものの、風が悪い見込み。
このウネリは16日にピークを迎え、風も改善する予想。

『Oi Rio Pro』結果
1位 タイラー・ライト(AUS)
2位 ジョアン・ディファイ(FRA)
3位 ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)
5位 ビアンカ・ベイタンタグ(ZAF)、ステファニー・ギルモア(AUS)、セージ・エリクソン(USA)、キーリー・アンドリュー(AUS)

2017 Women’s Championship Tour
『Oi Rio Pro』終了後のランキング
1位 タイラー・ライト(AUS) 29,700pt
1位 ステファニー・ギルモア(AUS) 29,700pt
3位 サリー・フィッツギボンズ(AUS) 28,200pt
4位 ジョアン・ディファイ(FRA) 23,000pt
5位 コートニー・コンローグ(USA) 21,800pt

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