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『Rip Curl Pro Bells Beach』初日 ウィメンズから開幕!


PHOTO: © WSL/Sloane

現地時間4月12日、ワールドツアーで最も古い歴史がある伝統のベルズでのCT第3戦『Rip Curl Pro Bells Beach』がウィメンズから開幕!
一気にR3まで進行してQFを戦う8名の内、早くも4名が決定。

南西ウネリが強まる傾向の中、クリーンなグッドコンディションに恵まれた初日。
終了したばかりの第2戦の舞台だったマーガレットリバーとは違うタイプのクセのある波質で強さが際立っていたのは、昨年のワールドチャンピオン、タイラー・ライト(AUS・写真最上部・下)とカリッサ・ムーア(HAW)でした。

タイラーの方はR1から他の選手より頭一つ上のパワフルなカービングを披露して唯一の9ポイントをマーク。8.00のバックアップスコアでトータル17.00。ワイルドカードのエラ・ウィリアムス(NZL)、ローラ・エネバー(AUS)をコンビネーションに追い込んで圧勝。

セージ・エリクソン(USA)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)とのR3でも勢いは止まらず、レイバックにカットバック、インサイドセクションでのフィニッシュも完璧にメイクして9ポイント台を2本揃えてハイエストスコアの18.47。二人を全く寄せ付けず、イージーのQF進出を決めていました。


PHOTO: © WSL/Sloane

「今日は良い波だったわね。コンスタントなベルズは最高よ。そのおかげでヒートでは波を選びながらも、色々なことを試すことが可能だった。今回の目標はベルズでの初優勝。現時点では小さな目標をこつこつと積み重ね、最後に大きな目標に辿り着ければ良いと考えているわ。私生活で沢山のプレッシャーがある最近、サーフィンしている時はそれが解放され、間違いなく、私にとって助けになっている」

昨年は10戦中、5勝と圧倒的な成績でワールドタイトルを獲得したタイラーでしたが、ベルズは5位。
2015年以前もベルズでの優勝経験はなく、他の選手よりも勝利へのこだわりは強いと思います。


PHOTO: © WSL/Sloane

2013年から3年連続でベルズを制し、リサ・アンダーソンが持つ4度の記録にあと一勝で並ぶカリッサ(写真上)
R1はとりこぼしたものの、敗者復活戦のR2では序盤に8ポイント台を2本。後半にクリーンなセットで二つの大きなターンで9.80のハイエストスコア。もう一本の9ポイント台を重ねてR3へ。
ディフェンディングチャンピオンのコートニー・コンローグ(USA)、ココ・ホー(HAW)とのR3ではコートニーとクロスゲームを演じてラウンドアップ。

「沢山のセットが入り、波は良くなっているわ。今日は多くのヒートでハードにサーフィンしてきたから、凄い疲れた。だから、最後にQFにスキップしたことはボーナスみたいに感じるし、少しリラックしたわ。ヒート毎に変わる波質に速やかに対応しなければいけなかった。最初のヒートは負けてしまったから、それを取り戻せてストークしているの。ベルズに帰ってこれて最高よ」


PHOTO: © WSL/Sloane

その他にQF進出を決めたのはレイキー・ピーターソン(USA・写真上)、ジョアン・ディファイ(FRA)

ランキングトップでイエロージャージを着るステファニー・ギルモア(AUS)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)は共に敗者復活戦のR4へ。
タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)、返り咲き組のシルヴァナ・リマ(BRA)もR4行きを強いられています。

サリーはワイプアウトの際に左足の裏をフィンで切ってしまい、重傷。
R4に出場出来るかはまだ分かりませんが、2015年のフィジー戦で左耳の鼓膜を破った後、ドクターの忠告を押し切ってテーピングを巻いてパドルアウト。そのまま優勝してしまった経験がある彼女なので、一筋縄では行かないと思います。

翌日の4月13日はレイデイがコール。
ネクストコールは4月14日の朝7時(日本時間の同日朝6時)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると午後には新しい南西ウネリが入る予想。

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