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ケリーが12度目のタイトルへの決意を語る


PHOTO:© WSL/Poullenot

ポルトガルで確定したジョン・ジョン・フローレンスのワールドタイトル。
早いラウンドで敗退したケリー・スレーターも会場に残ってその瞬間に立ち会い、ライブ中継でもジョン・ジョンとハグを交わす姿が映し出されていました。

表彰式の間、人だかりから遠ざかるように真上から世界の頂点に立った彼を見ていたケリーは何を考えていたのか?
ポルトガル戦の直後、WSLがケリーにインタビュー。

幼少の頃から知っているジョン・ジョンがタイトルを獲得した気持ち、次世代の台頭、誰もが驚いたウィルコの活躍など。
ファンには嬉しい12度目のワールドタイトルへの意気込みも。

ちなみにケリーは今年で44歳。
もし、来年ワールドタイトルを獲得した場合、2011年に39歳で記録した最年長記録を自ら更新することになります。
彼が超人だとしても、まだ成長する余地があり、チャレンジする気持ちを忘れないということはサーファーとして同じ。
前進すれば、アスリートとして自分の子供の世代と同じ土俵で戦うことも不可能ではないのです。

■KS=ケリー・スレーター


■WSL
表彰式の間、あなたは上の方にいたけど、どんな気持ちでジョンを見ていたの?小さい頃から知っている彼の責任者的な立場かな?


■KS
弟の活躍を誇りに思う感じに似ているかな。
10歳になる前から知っているし、彼も兄弟達もみんな小さかったよ。
彼を背中に乗せてボディーサーフィンをして、その上で立ち上がっていたくらいだからね。
その彼がワールドチャンピオンになり、関係者としてその場にいられたことは素晴らしいことさ。
父親代わりのペティ・ジョンソン(フローレンス一家の古くからの隣人)がいなかった分、自分がペティの代わりにあの場所に立ち会えて良かったと思うよ。

自分は2日前に負けたのでこの場から去ることも出来たけど、タイトルがどうなるか見守りたかったんだ。
もし、彼に決まるとしたら、その場所にいたかったのさ。


PHOTO:© WSL/Cestari


■WSL
あなたはCT選手の中で特殊な立場にいると思う。その一方で強靭な身体と豊富な知識や優れた考えを持っている。シーズン中、ジョン・ジョンや他の選手にアドバイスなどを与えることはあるの?


■KS
もし、誰かが自分を頼ってきたら、隠すことなく話をするよ。でも、実際はツアーの最中に質問されることはほとんどないね。深刻な問題を打ち明けることはしないんだろうね。誰かが頼ってきた場合、フェアに接するのは間違いないよ。

来年はもう一度タイトルを本気で狙う。今年の後半はかなり鼓舞したんだ。次のシーズンまでの4ヶ月間、身体を鍛え、モチベーションを上げてサーフボードから何まで全てを仕上げ、来年に備えるつもりさ。


PHOTO:© WSL/Poullenot


■WSL
次世代の成長をどのように感じている?


■KS
これは本当に毎年のように感じてきたことだけど、確実には2年前にガブリエルがタイトルを獲得した時。
それまでのミック、ジョエル、そして自分が獲得してきたタイトルに変化が出たんだ。
エイドリアーノに関しては、新しい世代には含まず、安定した選手が昨年は強かったと言える。
次世代の選手とはガブリエル、ジョーディ、コロヘ。そしてジョン・ジョンという見方が適切だよね。

今年はウィルコの活躍にみんなが驚いたと思う。これは現実に起こった’弱者の物語’だと言える。
今まで一度もコンテストに優勝したことがない選手が最初の2戦で優勝したんだ。彼の気持ちを考えると厳しい立場だったと思う。皆が望んでいる立場だったと同時に他の全ての選手に追われることになったんだ。それは彼にとって未知だった。
5戦目までは維持出来たけど、リオでつまずき、フィジーでは誰もが期待していなかったのにも関わらず、再び2位という良い結果を取り戻したよね。

J-Bayではガブリエルを除いて皆を寄せ付けないと思ったし、良いサーフィンをしていたけど、ナーバスになり過ぎて崩れてしまったのさ。
本当の彼のサーフィンではなかったし、あそこが転換点となり、流れがジョン・ジョンとガブリエルに変わった。彼らはミスが少なかったしね。
今年のウィルコのような話は初めて。前例がないし、彼の成し遂げたことは素晴らしかったと感じるよ。
一年でベストな成績を沢山残しただけでも立派さ。

WSL公式サイト

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