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CT第5戦『Fiji Pro』終了!



全11戦で争われる2016年WSL Samsung Galaxy Championship Tourの第5戦『Fiji Pro』が約2週間に渡って行なわれ、現地時間6月17日に終了。
8日間の長いレイデイの後に入った南西ウネリは世界トップを決めるのにふさわしいサイズで、3日間のトータルで10ポイントが2本、9ポイント台は10本もスコアされました。

ファイナルデイはウェイティングピリオドの最終日、公式10-12ftレンジの「Cloudbreak」が舞台。
4度の優勝経験があり、プライベートでもトリップに来ることが多いケリー・スレーター(USA)を除くとフロントサイドになるグーフィーフッターの活躍が目立ち、カレントリーダーのウィルコことマット・ウィルキンソン(AUS)、2014年に優勝経験があるガブリエル・メディナ(BRA)がファイナルへ。

スロースタートとなったファイナルの主導権を握ったのはガブリエル。
中盤にプライオリティを利用してテイクオフ、バレルを抜けた後にアーリーウープをメイクして7.33。
更に難しいセクションからのバレルで深い位置に留まり、ハイラインから姿を現し、8.27。
フィジーではスコアに結び付かないターンとバレルを抜けられなかったウィルコがロースコア止まりの中、トータル15.60。
ガブリエル(写真下)がコンビネーションスコアの圧勝で、昨年のフランス戦以来の優勝を決めました。



「最高の気分、ストークしているよ。まずは神と家族に感謝したい。素晴らしい1週間だった。大きくて数多くのセット。最後に私達が望むような波になり、沢山のバレルを抜けて最高のイベントになったね。とても嬉しいよ」

R4では一本の波で2度のディープなバレルをメイクしてパーフェクト10をマークしていたガブリエル。
2014年に優勝、2012年にもファイナルに進出した相性の良い場所で十分に楽しんで手に入れた勝利。
不調だったオーストラリアレッグからブラジル戦で3位に入り、ランキングを9位に上げて今回の優勝で一気に2位へ。
2度目のワールドタイトル獲得のチャンスが巡ってきました。

「とても疲れた。ファイナルは厳しい戦いを強いられるだろうと思い、エネルギーを温存していたんだ。ウィルコは開幕戦から素晴らしいサーフィンを続け、すでに3度目のファイナル。誰が彼を止められるのかな。そんな彼とファイナルを戦えて本当に嬉しいよ」

ちなみにガブリエルとウィルコは同じ「Rip Curl」チームで、普段から行動を共にする仲の良さ。 ファイナル終了後はブラジリアンサポーター、ステイ先のナモツ島からの応援団と共に喜びを分かち合い、表彰台ではまるで子供のようにはしゃいでいました。



ブラジル戦ではまさかのR2敗退、最下位で終わったウィルコ(写真上)でしたが、フィジーでは今シーズン3度目のファイナルをメイク。
今までフィジーはあまり得意ではなく、ファイナル進出も初。マイクロことグレン・ホールのコーチの元、生まれ変わったような彼の強さが本物であることが証明されました。

「2位でも嬉しいね。まさかここで2位になれるとは思っていなかったんだ。厳しいファイナルだった。残念ながら大きなバレルには入れなかったよ。20本のセットの内、自分は僅か1本のみバレルをかぶっただけ。ガブリエルとは比較出来ないね」

タイトルレースについては、「一年の半分、こんな良いスタートを切れるとは夢にも思っていなかったさ。これから、みんながオレのことを狙ってくるだろう。だから、休む暇も無いよね。次のJ-Bayに気持ちを切り替えて早めに向かうつもりだよ」と話していました。

開幕戦の優勝で手に入れたカレントリーダーだけが着用を許されるイエロージャージは引続きウィルコが所有。
2位との差も5750ポイントから8500ポイントに広げています。



今シーズン初のR3突破からR4ではパーフェクト10に9.77を揃え、19.77のハイエストスコアをマーク。
4度も優勝経験があるフィジーでのケリー(写真上)はオーストラリアレッグのスランプが嘘のようにハイスコアを重ねていました。

「やっとコンテストで上手くやることが出来て嬉しいよ。脳のコンピューターがようやく働いてきたけど、最後のヒートでは少しウィルスに侵されてしまった感じかな。焦り過ぎたかも。後半のヒートは少しエキサイトし過ぎてしまった。本当は自分のやるべき仕事に集中する必要があったのさ。ガブリエルは良い波を選んでいたし、正しい試合運びをしていたね。勝つチャンスはあったのに、3〜4度もミスをしてしまった」

次のJ-Bayまでは約3週間。ケリーはギリギリまでタバルア島に滞在してパーフェクトなレフトを楽しむそうです。

なお、第5戦を終了した時点でトップ5の中にブラジリアンが3名。
オーストラリアレッグでは勢力を弱めていた「ブラジリアン・ストーム」ですが、中盤にきてじわじわと発達中のようです。
第6戦『J-Bay Open』は7月6日〜17日に南アフリカのJ-Bayで開催されます。

『Fiji Pro』結果
1位 ガブリエル・メディナ(BRA)
2位 マット・ウィルキンソン(AUS)
3位 ケリー・スレーター(USA)、エイドリアン・バッカン(AUS)
5位 エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、ウィゴリー・ダンタス(BRA)、ミック・ファニング(AUS)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)

WSL Samsung Galaxy Championship Tour
『Fiji Pro』終了後のランキング
1位 マット・ウィルキンソン(AUS) 32,500pt
2位 ガブリエル・メディナ(BRA) 24,000pt
3位 ジョン・ジョン・フローレンス(HAW) 23,900pt
4位 イタロ・フェレイラ(BRA) 20,500pt
5位 エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA) 20,400pt

WSL公式サイト



photo: WSL Covered Images

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