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『Fiji Women’s Pro』終了!



現地時間5月31日、フィジー・タバルア島で開催されていたウィメンズワールドツアー第5戦『Fiji Women’s Pro』が終了。
舞台の「Cloudbreak」は世界を代表するレフトブレイク。
ファイナルデイは前日に入った南西ウネリがピークを迎え、公式6-8ftレンジ。MCのポッツに言わせると8-10ftレンジのセットが入るグッドコンディション。
2つのパーフェクト10を含み、ハイスコアが量産され、ウィメンズサーフィンの歴史に新たな1ページが刻まれました。

今イベントにワイルドカードとして出場して主役級の活躍をしたベサニー・ハミルトン(HAW・写真下)はSF進出の3位でフィニッシュ。
最後のヒートでは波運にも見離されてコンビネーションスコアの大敗でしたが、片腕のハンデを感じさせない勇敢なチャージは多くの人の心を震わせたと思います。



「フィジーでのコンテストに参加するという夢が叶い、ここでやり遂げたことにストークしている。ウィメンズCTに出場している選手のサーフィンは本当に素晴らしい。そのレベルも上がる一方だわ。彼女達を凄いリスペクトしているし、この舞台に立てた時間は最高だった。夫、家族のサポート、応援してくれた全てのファンに感謝したい。本当に信じられないような経験だったわ」

勝っても負けても終始笑顔のベサニー。そして、ヒート終了後には、まだ小さな息子の元に一番に駆け寄っていたのが印象的でした。

コンテストの方はSFでベサニーに勝ったジョアン・ディファイ(FRA・写真最上部・下)がカリッサ・ムーア(HAW)とのファイナルでもリズムを崩さず、コンビネーションスコアの圧勝。
2015年の『Vans US Open of Surfing』以来、2度目のCT優勝を決めました。



「カリッサに勝ったのは今回が初めてよ。全てのヒートで9ポイントを出した彼女は本当に素晴らしいサーファー。だから、この喜びは表現出来ないわ。ライブを見ながら応援してくれた家族に感謝したい」

ファイナルデイではベサニーの他にQFでカレントリーダーだったコートニー・コンローグ(USA)を倒したジョアン。
レユニオンアイランド出身の彼女にとってアウターリーフでのレフトブレイクは絶好の舞台。
同じフランス人として彼女をサポートしているジェレミー・フローレスもInstagramで「自分にとっては別に驚くべきことではない」とポストしていました。

「今年も本当に良い波に恵まれてとても幸運だったわ。全ての選手が良い調子だったと思う。ファイナルまではスマートなサーフィンが出来ず、後半に良い波を乗ることが多かった。だから、ファイナルでは良いスタートを狙っていたの。その通りになってストークしているわ」

2013年のジュニア時代に圧倒的な成績を残し、2014年のルーキーイヤーはカリフォルニアとポルトガルで早くも3位に入り、2015年には『Vans US Open of Surfing』で初優勝を成し遂げたジョアン。
フランス人がフィジーを制したのは初。『Vans US Open of Surfing』の舞台、カリフォルニアのハンティントンビーチとは全く違うタイプの波で頂点に立ったことは大きな自信に結び付くでしょう。

「まずまずのシーズンを送っていたけど、今回の優勝でランキングはかなり上がるわね。ここから先のいくつかのイベントは毎年良い成績を残しているし、ランキングをキープしたいわ」

今回の優勝で3ランク上げて4位に浮上。まだタイトル争いに絡む位置にはいませんが、彼女が得意とするカリフォルニア、ポルトガルの結果次第ではトップの選手にとって嫌な存在になりそうです。



昨年、1999年から17年間のキャリアに終止符を打ったC.J・ホブグッドをコーチに迎え、絶好調だったカリッサ(写真上)
QFではイベント中で最も深いバレルをメイクして5人のジャッジ全てが揃ったパーフェクト10をスコア。
R3から全て9ポイント台を出してファイナルまで進み、合計4本の9ポイントをマークしていましたが、ファイナルは風が強まって難しい波に変化したこともあり、勢いが止まってしまいました。

「とても素晴らしいイベントになり、みんなと満足出来るサーフィンをしてハッピーよ。ファイナルでもリズムを保てなかったことは残念だったけど、優勝したジョアンにはおめでとうと言いたい。彼女のサーフィンは凄かった。過去を振り返っても、私にとってフィジーはチャレンジングなイベント。ソリッドな波に乗り、ビッグスコアを出すことを成し遂げたのは気持ちが良かったわ。コーチのC.J・ホブグッド、ホームから来たサポーターに大きな感謝をしたい。ファイナルに残ったことは良い結果だし、次のハンティントンビーチでのイベントは優勝を狙うわよ」

全10戦中、5戦を終了し、タイトル争いではR2で敗退したタイラーが2位に転落した一方、コートニーがトップに返り咲き、カリッサは3位をキープ。
コートニーとタイラーの差は僅か750ポイントなので、1イベントで入れ替わる可能性も十分にあります。

次の第6戦は7月25日〜31日にカリフォルニア・ハンティントンビーチで開催される 『Vans US Open of Surfing』
フィジーではメンズの第5戦『Fiji Pro』が6月5日〜17日に開催されます。



『Fiji Women’s Pro』結果
1位 ジョアン・ディファイ(FRA)
2位 カリッサ・ムーア(HAW)
3位 ベサニー・ハミルトン(HAW)、ビアンカ・ベイタンタグ(ZAF)
5位 ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、コートニー・コンローグ(USA)、ローラ・エネバー(AUS)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)

WSL Women’s Samsung Galaxy Championship Tour
『Fiji Women’s Pro』終了後のランキング
1位 コートニー・コンローグ(USA) 37,700pt
2位 タイラー・ライト(AUS) 36,500pt
3位 カリッサ・ムーア(HAW) 34,000pt
4位 ジョアン・ディファイ(FRA) 28,650pt
5位 サリー・フィッツギボンズ(AUS) 28,150pt

WSL公式サイト



photo: WSL Covered Images

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