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『Quiksilver Pro Gold Coast』ベスト8が揃った!



現地時間3月15日、オーストラリアのゴールドコーストで開催中のCT開幕戦『Quiksilver Pro Gold Coast』&『Roxy Pro Gold Coast』は引続きゴーサインが出され、残り一日でイベントを終えるラウンドまで進行。

東よりのウネリはゆっくりと弱まる傾向ながら、風が合った会場のスナッパーロックスはMCのジョー・ターペルが「夢のようなコンディション」と話すほどの美しいラインナップ。
朝方に『Quiksilver Pro Gold Coast』のR4の残り2ヒート。『Roxy Pro Gold Coast』のR4からQFが潮待ちを挟んで進行。その後、日没までに『Quiksilver Pro Gold Coast』のR5が行なわれ、QFを戦う8名が決定しました!

まずは五十嵐カノア(写真下)の結果からお知らせすると、3人ヒートのR4はジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、スチュアート・ケネディー(AUS)を相手にロースコア止まりで3位。敗者復活戦のR5はツアー11年目のベテラン、エースことエイドリアン・バッカン(AUS)を相手に序盤は6.00をスコアしてリードを握るものの、じっくりと良い波を待ったエースはバックハンドでシャープなリップを重ね、7.77、8.27を続けてスコアして16.04。カノアはスコアを伸ばすことが出来ず、コンビネーションに追い込まれて敗退...。

CTでのデビュー戦を振り返るとR2、R3を僅差で勝ち上がり、後半のラウンドはワールドツアーの洗礼を受けるように惨敗。
しかし、18歳と今年のトップ34では最年少のカノアにとってまだ勝負は始まったばかりであり、成長の余地は十分。
次のベルズでの戦いに期待しましょう!



マニューバー勝負のスナッパーロックスでこの日一際目立っていたのは、ローカルとして唯一残っているジョエル・パーキンソン(AUS)
そして、リプレイスメントでの参加で快進撃を続け、連日世界中のサーフィンメディアを賑わせているスチュアート・ケネディー(AUS・写真最上部)でした。

R4ではジョン・ジョンに僅差で抑えられたものの、セバスチャン・ズィーツ(HAW)とのR5では、深いボトムターンとえぐるようなターンで大きなスプレーを上げて9.00をスコア。
ケリー・スレーター(USA)、ガブリエル・メディナ(BRA)を倒したジャイアントキラーは多くの観客を味方につけ、連日の大金星でQFへ!
次の対戦相手はジョン・ジョン。R4のリベンジを果たすことが出来るのか?

「ダニエル’トモ’トンプソン」シェイプでケリーのサーフボードブランド、『Slater Designs』と『FIREWIRE SURFBOARD』のダブルネームのボードは彼の活躍によって世界中のサーファーの興味を引いており、コンテストで負けたケリーもビジネス的には大成功と言えるでしょう。

QFのカードは...。
H1:フィリッペ・トレド(BRA)vsジョエル・パーキンソン(AUS)
H2:マット・ウィルキンソン(AUS)vsエイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)
H3:コロヘ・アンディーノ(USA)vsエイドリアン・バッカン(AUS)
H4:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)vsスチュアート・ケネディー(AUS)

現地の『F+』のつのだゆき編集長によるとフィリッペの2連覇、ジョン・ジョンが本命。 大穴はスチュアート。コロヘも今年は良く、ウィルコ、エースと共に裏として優勝の可能性ありとのことです。



『Roxy Pro Gold Coast』はQFが終了してSFを戦う4名が決定。
QFのH1では怪我から完全復活を果たしたステファニー・ギルモア(AUS)がタイラー・ライト(AUS・写真上)と対戦。共に8.60のハイスコアを出していましたが、バックアップスコアで上回ったタイラーに軍配が上がり、ステファニーは姿を消すことに...。

次のSFでタイラーは昨年3度目のワールドタイトルを獲得したカリッサ・ムーア(HAW)と対戦。
もう一つのマッチアップはコートニー・コンローグ(USA)vsジョアン・ディファイ(FRA)です。

ネクストコールは現地時間3月16日の7時(日本時間の同日6時)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると新しい東よりのウネリが入り、東南東風から南東風に変わる予想。
翌日17日の木曜日はベターな南〜南南西に変わる見込みですが、東よりのウネリは弱まる傾向。
サイズを優先するなら16日、風を優先するなら17日。
サイズダウン傾向となるその後の予想を考慮するとこのどちらかがファイナルデイになる可能性が高いでしょう。

WSL公式サイト

photo: WSL Covered Images

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