『Ericeira World Junior Championships』6日目 W洋人がR4進出! | サーフィンニュース BCM | コンテスト

TOPNEWS > コンテスト
NEWS / BCMサーフィンニュース

コンテスト

『Ericeira World Junior Championships』6日目 W洋人がR4進出!



ポルトガルのエリセイラを舞台に世界中から集まった20歳以下のジュニアで争われている『Ericeira World Junior Championships』は現地時間1月9日も進行。
この日もメインの「Ribeira D’Ilhas」はクローズアウトが続き、バックアップの「Praia dos Pescadores」で進行。
公式2-3ftレンジ。前日と同じような難しい波でレフト中心のコンディション。R2の残りヒート終了後、R3のH3まで消化していました。

前日のR2では森友二、都築百斗が敗退した一方、安井拓海がR3へ。
この日行なわれたR2の残りヒートでは稲葉玲王(写真下)がブラジル代表のルアン・ウッドとのクロスゲームを制し、渡辺寛はグアドループのGatienDelahayeを相手に敗退。

続くR3ではR1を1位通過していた大原洋人(写真最上部)と新井洋人が共にラウンドアップ!



H1で南アフリカ代表のMatthewMcGillivrayと対戦した大原洋人は、ヒート中盤までロースコア止まりでリードを握られていましたが、後半に猛チャージ。バックサイドでビッグターンを重ね、9.33。逆転に成功するとすぐにバックサイドで更に際どいアプローチを見せ、5人のジャジの内、3人が10ポイント、タヒチ代表のミハマナ・ブレイと並ぶパーフェクトに近いハイエストスコア9.93をマーク。
トータルスコアではここまでのベストとなる19.27で圧勝!

「とても嬉しいね。ヒート序盤はMatthewと対照的に波に乗れなくてイライラしていたよ。スコアは聞こえなくて9ポイントを2つも得たなんて分からなかった。まだ時間は残っていて彼が2つのビッグスコアを出す可能性があると思っていたから、彼をマークしながらもっと波に乗ろうとトライしていたんだ」

R1を1位通過した時も決め手となっていたのは左から割れるレフトの波でのバックサイドのビッグターン。後半のラウンドはライトのポイントブレイク「Ribeira D’Ilhas」に移動する可能性がありますが、もし「Praia dos Pescadores」で進行するなら、このレフトの波が勝負の重要な鍵となりそうです。



大原洋人の勝利の後、H2では新井洋人(写真上)と稲葉玲王の日本人対決。両者共に余計な駆け引きなく、多くの波をキャッチしてスコアを重ねていましたが、7.60を含むトータル14.57をマークした新井洋人がこのヒートを勝ち上がることに。

「ヒートを通過出来て本当に嬉しいね。前のヒートで洋人が良い波を掴み、二つの9ポイントを出していたのが刺激になった。だから、彼と同じ波を探していたよ。あれには及ばなかったけど、少しダブルアップしてくる楽しい波に何本か乗れたんだ。とにかく動き回ったけど、最高の一本は見つけられなかったさ」

20歳の彼にとって今年のワールドジュニアは最後のチャンス。今までR3止まりだった壁を突破し、更に上を目指します。
次のR4の相手は大原洋人。自身のブログでは、「ヒロトとは一緒に試合回ることが多いですが、マンオンマンでやるのは初めて!むっちゃ楽しみです!!」とポストしています。

新井洋人公式ブログ

R3の残りヒートには、クオリファイを決めた五十嵐カノア(USA)を始め、ジェイコブ・ウィルコック(AUS)、デイヴィッド・シルヴァ(BRA) レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)、ジョシュア・モニーツ(HAW)、カラニ・デイヴィッド(HAW)、ベンジ・ブランド(HAW)など強豪が次々と登場。
安井拓海はタヒチ代表のミハマナ・ブレイと対戦します。

ネクストコールは現地時間1月10日の午前7時45分(日本時間の同日午後4時45分)

オフィシャルフォーキャストの『MagicSeaweed』によると強い西〜北西のウネリが続き、南西風が強めに吹き続く見込み。
11日以降はウネリ・風共に落ち着く傾向。ウェイティングピリオド最終日の13日は東よりのオフショアに変わる見込み。

WSL公式サイト





photo: WSL Covered Images

BCM の Facebook に「いいね!」をしよう

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。