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『Volcom Pipe Pro』大野修聖QF進出!



オーストラリアレッグの本格始動を前にオアフ島・ノースショアのパイプライン/バックドアで開催中の『Volcom Pipe Pro』は現地時間2月1日にR4の全てのヒートが終了してQFを戦う16名が決定。
ケリー・スレーター(USA)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を始め、錚々たるメンバーの中に日本を代表するサーファー、大野修聖(写真最上部)が残りました!

R3ではコロヘ・アンディーノ(USA)に続く2位。R4では小振りなサイズながら集中して狙っていたパイプラインをメイクしてトップ通過。
2013年の同イベントでもQF進出を決めている大野修聖。その時はコロヘ・アンディーノ(USA)、クリス・ワード(USA)、カヘア・ハート(HAW)を相手に4位敗退。13位でフィニッシュ。
今年のQFもカイマナ・ハキアス(HAW)、C.J・ホブグッド(USA)、メイソン・ホー(HAW)と強豪揃いのカード。
自分のサーフィンに集中すれば勝ち目はあり!2013年を上回る成績を期待しましょう!



今イベントのディフェンディングチャンピオンであるケリー(写真上)は、公式8-10ftレンジのコンディションで素晴らしいチューブライディングを披露。
トップシードとして登場したR3では8.47を含むトータル16.20で2位以下をコンビネーションスコアに追い込んで圧勝。
R4では8.60を含むトータル15.60で2位のカイマナに逆転のチャンスを与えず、QFへ。

「カイマナとサーフィンするのはクールだね。彼の父とは20年以上前に争った仲さ。そして、今は彼の息子と戦っている。それってクールでしょ」とケリー。

御存知の方も多いでしょうが、カイマナの父は元CT選手のカイポ・ハキアス。14歳の頃に初めてパイプラインでサーフィンをして現在42歳のケリー。28年の歴史で様々な選手と対戦している彼にとって第2世代と戦うことは楽しみの一つなのかもしれません。

「ここはオレにとって究極の遊び場さ。こんな楽しい仕事は他に無いね。ビーチに座ってアウトで何をやろうかと想像したり、誰かが良い波に乗るのを見るだけでもストーク出来る。年齢を重ねる毎に結果には執着しなくなってきたよ」と笑顔で話していました。



自宅の目の前のブレイクで圧巻のパフォーマンスを披露し、ケリーのトータルスコアを唯一上回ったジョン・ジョン(写真上)
2011年から3年連続で今イベントを制している彼ですが、昨年はアーリーラウンドで敗退。今年は再度優勝を狙い、勢いをつけてWCTの開幕戦に向かいたいところでしょう。

彼にとっては何よりも昨年同世代のガブリエル・メディナ(BRA)が手にしたワールドタイトルが刺激になっているようで、「昨年はガブリエルが最終的にタイトルを獲得したことが自分にとっても大きな自信になった。あれで目が覚めたね。何だよ!オレもタイトルが欲しくなったよ!ってね。オレ達、若い奴らの大きな後押しになったのは間違いない。2015年に入って、とてもエキサイトしている。自分のホームで、それも素晴らしい波でスタート出来るなんて最高さ。このイベントはこれから始まるシーズンに向けて勢いをつけてくれるよ」とジョン・ジョンはコメントを残していました。

ネクストコールは現地時間2月2日の早朝7時30分(日本時間の3日午前2時30分)
北西ウネリはダウン傾向となり、次に変化が出るのは3日午後〜4日にかけての予報。
但し、ノースショアではオンショアとなる西〜北西風の見込みなので、ファイナルデイは明日か、それ以降になる可能性も。
ウェイティングピリオドは8日までです。

WSL公式サイト



photo: WSL Covered Images

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