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『Volcom Pipe Pro』大橋海人&喜納海人がファイナルデイに残る!

 

現地時間2月3日、オアフ島・ノースショアのパイプラインで開催中の5スター『Volcom Pipe Pro』は3日間のレイデイの後に再開。
公式8-10ftレンジの北西ウネリがヒットした会場のパイプラインは形良いバレルを形成しながらも不安定なコンディションとなり、3年連続で今イベントを制していたジョン・ジョン・フローレンス(HAW)がRound of 64で早々と姿を消すなど波乱の展開に!

ジョン・ジョンを下してRound of 32行きを決めたのはエヴァン・ゲイセルマン(USA・写真最上部)とパーカー・コフィン(USA・写真下)
共に兄弟で活躍している若い二人でした。
特にエヴァンは序盤にディープなバレルで9.63のハイエストスコアを手に入れるとすぐに新たな波にテイクオフして8.90。18.53のハイエストヒートスコアまでメイクして圧勝。
ジョン・ジョンは最後までリズムに乗れず、自らが最も得意とする舞台の上であっさりと主役の座を引き渡してしまうことに...。

「オレの最初の波でみんなに火がついたんだ。すぐにパーカーがハイスコアを出したこともあり、ジョン・ジョンにプレッシャーがかかったのさ。優先権が無かったのも厳しかったと思うよ」とヒートを振り返ったエヴァン。

エヴァンがメイクした9.63の波はMCが「This is Pipeline」と公言するほど美しく、パーフェクトに近いライディングでした。

 

ジョン・ジョンと並ぶ今イベントの注目選手、ケリー・スレーター(USA・写真下)は不安定な波に苦戦を強いられながらも出来る限りの仕事をこなし、クリス・ワード(USA)と共にラウンドアップ。

「ヒートの中で優先権を持っていない場合、自由にテイクオフ出来ないし、好きな場所で待つことが出来ない。波によってテイクオフを遅らせたり、深い位置から乗りたい時もあるのに...。4人ヒートは状況が変わりやすいから違うゲームと考えているよ。条件は同じだけど、みんな難しいと思っているんじゃないかな」とケリー。

ちなみにクリスは昨年今イベントで2位に入っており、このヒートでも数少ないバレルをバックサイドで綺麗にメイク。2012年のバリ島・パダンパダンでのスペシャルイベントを制した時に表彰台でプロポーズして見事成功したクリスは早くも誕生したベビーと一緒にインタビューに答えていました。

 

Round of 64では大橋海人とアメリカ国籍ながらハワイ育ちでJPSAでも活躍している喜納海人が共に1位通過でRound of 32へ。特に大橋海人は難しいコンディションの中、序盤に8.50をスコアし、「ハーレーハウス」を拠点としたトレーニングの成果が発揮されていました。

Round of 32では大橋海人がダミアン・ホブグッド(USA)、パーカー・コフィン(USA)、マキシム・ハシーノ(FRA)と対戦。喜納海人はエヴァン・ゲイセルマン(USA)、トリー・マイスター(HAW)、ブライアン・トス(PRI)と対戦。
ここから先はどのカードでも強豪揃いですが、昨年は大野修聖がQFまで進出しており、まだまだチャンスはあると考えて良いでしょう。
日本からもこの二人の活躍を応援しましょう!

ネクストコールは現地時間2月4日の朝7時。
(ライブ中継は日本時間5日の早朝〜お昼頃)

ハワイでは4日後半〜5日に新しいウネリが入る予報。
残り一日でイベントはフィニッシュする可能性が高いので、ライブ中継をお見逃しなく!

 

『Volcom Pipe Pro』公式サイト



photo: ASP Covered Images

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