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ロンボク島メジャーサーフエリアのグルプック!2022年7月の現状(WSMコラム)

Lombok_Airport
Photo: WSM

前回のジャワ島タートルズ後はジャカルタに戻ってビザの延長手続きを行い、その後はバリ島へと飛ぶことに。

バリ島ではジャワ島でサーフボードを1本ダメにしたので新たなサーフボードを購入したりしながら過ごし、次なるスウェルが入るタイミングに合わせて移動したのはロンボク島グルプック。

今回のコラムでは、7月頭に訪れたロンボク島グルプックの情報をお届けします。

グルプックの全般情報


ロンボク島へとサーフトリップした方なら、みなさん知っているであろうほどメジャーエリアのグルプック。

実際の場所は以下となります。

波が良い上、ロンボク島の空港からはわずか30分ほどとアクセスが非常に良いです。

さらに言えば、空港にはオンライン配車アプリ「Grab」のラウンジがあり、グラブタクシーを使ってグルプックへの移動が可能な点も便利です。

現在のデメリットとして、運休便などがあるためかインドネシア国内線の値段は高騰していて、エアチケットがコロナ前と比べてかなり高く付きます。

ローカルによると今は国内旅行よりも海外旅行の方が良いと言うので調べると、バリ島からロンボク島へ飛ぶのとシンガポールへ飛ぶのがほぼ同じ料金でした(燃油サーチャージはいずこへ)…。

グルプックの波

Gerupuk_Inside
Photo: WSM

グルプックは大きな湾になっていて、その湾内に「ドンドン」、「インサイド」、「アウトサイド」というサーフスポットがあります。

どのブレイクに行くにもボートアクセスとなり、グルプックに到着すれば必ずボート営業を受けるので自ら探す必要はありません。

上述した3つのサーフスポットの中で一番人気なのはインサイドで、非常にソフトな波質で絵に描いたようなライトがブレイクします。

ガイドブックなどに記されたレベル分けとしては、ドンドンとインサイドが初級~、アウトサイドが中級~となっています。

なのですが、グルプックのサーフインストラクターがビギナーを連れてくるのはインサイドで、インサイドが激込みなのにドンドンはほぼ貸切などどいった時もあったほど。

また、アウトサイドもほとんどサーファーが入ってなく、2回ほどアウトサイドに入り、いずれもほぼ貸切でした。

ただ、グルプックと言ったらインサイドの極上な波で、私も正直言ってインサイドでずっと入りたかったのですが、ローカルガイド無しで波取りに参加するのはキツイと思います。

今回の1週間ほどの滞在で感じた点として、グルプックを訪れていたサーファーの大半はヨーロピアンの初級~中級レベルで、マナーがあってないようなカオスなラインナップでした。

その点に加え、ローカルガイドは他のサーファーをブロックしてでも、自分のゲストに波を譲るほど仕事熱心。

僕も数回スネーキングでブロックされ、そのローカルはこっちを見て日本語で「ありがと、ありがと」と言ってきました…。

こんな環境になっているもののインサイドで入りたい方は、逆の発想としてローカルガイドを雇って入るのはアリかもしれません。

まとめ

すでにキャパオーバーになるほど人気が高くなっているグルプックのインサイド。

今回は1人も日本人を見なくてこれほど混んでいたので、日本人サーファーが再び訪れるようになればさらなる混雑は容易に想像できます。

そこでグルプックを訪れるのであれば、ドンドンやアウトサイドも上手く使い分けながらサーフする方が、ストレスが少なく楽しめると思います。

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