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ISAワールドジュニア開催前に知っておくべき10の知識

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Photo ISA / Pablo Jimenez

5月27日〜6月5日にエルサルバドルで18歳以下の世界一を決める『2022 Surf City El Salvador ISA World Junior Surfing Championship』が開催されます。

エルサルバドルは2021年に東京五輪の最終選考を兼ねた『2021 ISA World Surfing Games』が開催され、2022年はCTの舞台としても使用されることになる注目の場所。

イベント開催前にエルサルバドルの今イベントについて知っておくべき10の知識をお伝えします。

オリンピックサーフィンへの道&ワールドツアーへの道



2020年東京五輪に出場した40名のサーファーの内、33名が過去のISA世界ジュニア選手権に出場した経験があり、その内16名がISAイベントのメダリストになっています。

過去のISAワールドジュニアチャンピオンは以下の通り。

・ガブリエル・メディナ(BRA) 2010年
・タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW) 2014年、2013年
・フィリッペ・トレド(BRA) 2011年
・トム・カレン(USA) 1980年
・タイラー・ライト(AUS) 2010、2009年
・アレホ・ムニーツ(BRA) 2008年
・ローラ・エネバー(AUS) 2008年
・サリー・フィッツギボンズ(AUS) 2007年
・ジュリアン・ウィルソン(AUS) 2006年
・オーウェン・ライト(AUS) 2006年
・ステファニー・ギルモア(AUS) 2005年、2004年
・マット・ウィルキンソン(AUS) 2004年
・ジョーディ・スミス(RSA) 2003年
・レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA) 2015年
・ブリサ・ヘネシー(CRC) 2016年
・キャロライン・マークス(USA) 2016年

ワールドジュニア史上最大のウネリ



年々精度が増している波情報。
今年はイベント期間中にソリッドなウネリが予想されています。

会場の「エル・スンサル」はライトのポイントブレイク。
「ラ・ボカナ」は玉石混じりの河口でライト・レフト共にあり、二つのポイントは大きなウネリにも耐えられるため、グッドコンディションが期待出来そう。

過去最高の参加チームと選手数



今年は2019年の44カ国、343名の記録を上回り、45カ国から400人以上のアスリートが集まります。
ISAワールドジュニアが最後に開催されたのはパンデミック前の2019年。
ハンティントンビーチが舞台となり、アメリカが金メダル、日本が銅メダルを獲得していました。

ISAとサーフシティ・エルサルバドル



エルサルバドルは国を挙げて「サーフシティ・エルサルバドル」を目指しており、ISAとの関係も強化しています。
2019年のワールドジュニアの他、SUP&パドルボード・チャンピオンシップも開催され、成功を収めています。
今大会も未来のワールドチャンピオンが自分自身と国のために栄光を競い合う舞台として揺るぎない地位を確立することでしょう。

新参加国



今年はタイとセネガルがワールドジュニアで初めて代表として出場。
両国ともISAの過去の大会に出場していますが、次世代のサーファーがどんな戦いぶりを見せてくれるのか楽しみにしましょう。

未来のスター



今年のISAワールドジュニアの注目選手は元CT選手のジョシュ・カーの娘、シエラとシェーン・ドリアンの息子、ジャクソンです。

シエラ・カーはオーストラリア代表として出場。
すでにRedbull、Volcomなどのスポンサーが付いている彼女はWSLイベントでも優勝したばかり。
ビッグウェーブもスモールウェーブでのエアリアルもこなすスーパーガールは一際目立つ存在になるでしょう。

ジャクソン・ドリアンはハワイ代表として参加。
シェーンの親友、ケリー・スレーターが名付け親で、サーフボードもスレーターデザインを使用。
すでにBILLABONGも付いているエリートで数年後にはCT入り確実とも言われています。

ライブ中継



『2022 Surf City El Salvador ISA World Junior Surfing Championship』が開催される5月27日〜6月5日は公式サイトとISAのFacebookでライブ中継が配信されます。

公式サイトでは大会結果、チームリスト、写真、ビデオ、大会に関するニュースなどが更新されます。

なお、日本とエルサルバドルとの時差は15時間あり、現地の朝8時が日本の同日夜中23時。
ライブ中継は夜中〜朝にかけて行われます。

『2022 Surf City El Salvador ISA World Junior Surfing Championship』公式サイト:https://isasurf.org/event/2022-el-salvador-isa-world-juniors-surfing-championship/

SNS発信



ISAはSNSを積極的に利用。

Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeのフォローと情報を発信する際は「#ISAworldjuniors」の記載を求めています。

Facebook: International Surfing Association
Instagram: @ISAsurfing
Twitter: @ISAsurfing
YouTube: @ISAsurfing

クラス分け



ISAワールドジュニアは18歳以下と16歳以下に分かれ、それぞれボーイズ、ガールズ、計4部門で個人の競技が行われ、国別の順位も決定します。

2019年以来の開催



パンデミックにより2019年以来の開催となるISAワールドジュニア。
2019年にタイトルを獲得した18歳以下ボーイズのディミトリ・プロス(USA)、18歳以下ガールズのガブリエラ・ブライアン(HAW)、
16歳以下ボーイズのジャクソン・バンチ(HAW)、16歳以下ガールズのノア・リア・クラップ(GER)は全てジュニア枠を上回っており、新しい顔ぶれに変わっています。

日本代表も16歳以下ボーイズに参加していた岩見天獅が18歳ボーイズに上がり、16歳以下ガールズに参加していた中塩佳那、松岡亜音が18歳以下ガールズへ。
その他の選手は2019年から全て一新されています。

U18ボーイズ
鈴木一歩 神奈川県出身
岩見天獅 千葉県出身
佐藤利希 神奈川県出身

U18ガールズ
中塩佳那 宮城県出身
松岡亜音 千葉県出身
川瀬心那 三重県出身

U16ボーイズ
渡邉壱孔 千葉県出身
長沢侑磨 三重県出身
寺田文太 大阪府出身

U16ガールズ
鈴木莉珠 千葉県出身
池田美来 静岡県出身
高橋花音 神奈川県出身


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