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ロブ・マチャド、SF、SIMAがワシントンD.C.に訴えたこととは?

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PHOTO:© WSL / Scott

現地時間3月8日、ロブ・マチャド、SF(サーフライダー・ファウンデーション)、SIMA(サーフィン業界生産者協会)が『2021 Coastal Recreation Hill Day』を利用してワシントンD.C.の議会指導者やホワイトハウス関係者に気候変動に対する行動を要求しました。

「私の目標は地球上の全ての若者を教育すること。私は自宅近くのカーディフで教育を始めたけど、子供たちが学校で行うような簡単なリサイクルさえも出来ないことに気付いたんだ。そこで子供たちに環境教育をしたいと思い、財団を立ち上げたのさ。そこから、リサイクルプログラム、ガーデニングプログラム、ビーチクリーンなど、様々なプログラムをカーディフで実施するようになり、学校でもビーチクリーンを実施するようになったんだ」
ロブ・マチャド

気候変動から海岸線を守る



サーフライダー・ファウンデーションの大きな目標は「海岸と海洋の生息地を保護し、海面上昇から地域社会を守ること」

翌日に開催されたサーフライダー・ファウンデーションのリモート会議では海洋掘削の再開、沿岸や海洋生物の生息地の保護、地域社会の保護などが提言されました。

また、ワシントンD.C.の議会に対しては、経済の活性化に役立ち、有色人種のコミュニティや低所得者、部族、農村のコミュニティを支援するプロジェクトを優先して、すぐに使える沿岸の修復プロジェクトを支援するために30億ドルの権限を与えることを提唱。

「アメリカ人の約40%が沿岸地域に住んでいることを考えると、この政権と議会は、沿岸地域の復興を抜本的に進める必要がある。また、気候変動から海岸線を守るための取り組みを大幅に強化しなければいけない。多くのコミュニティが、異常気象、海面上昇、沿岸浸食、海洋酸性化などの気候変動の影響をすでに経験している。現在の科学的知見によれば、これらの影響は今後も拡大し続け、アメリカ国民に何十億ドルもの損失を与え、沿岸経済に悪影響を及ぼすことになるだろう」
チャド・ネルセン(SFのCEO)

1989年に設立された非営利組織、SIMA(サーフィン業界生産者協会)は過去24年間で800万ドル以上を世界の海や海岸を守る活動に寄付。
サーフィン業界の発展に貢献した企業や革新的な商品などを表彰する『SIMA Awards』を開催するなど年々規模を拡大している。

このSIMAのエグゼクティブ・ディレクター、ショーン・スミスは以下のように訴えています。

「気候変動は私たちの業界と何百万人もの人々が享受している生活様式の存続にとって、おそらく最大の脅威だ。SIMAとサーフィン業界はサーフライダー・ファウンデーションと共に連邦政府のリーダーたちに気候危機への対応を要求する」


Surfrider’s 2021 Coastal Recreation Hill Day Welcome Reception from Surfrider Foundation on Vimeo.



参考記事:Rob Machado, Surfrider Foundation Talk Climate Change In Washington D.C.

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