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都筑有夢路が日本人初の世界一!『World Junior Championships』ファイナルデイ

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PHOTO:© WSL/Dunbar

アンディ・アイアンズ、ジョエル・パーキンソン、エイドリアーノ・デ・ソウザ、ジョーディ・スミス、ジャック・フリーストーン、ガブリエル・メディナ、サリー・フィッツギボンズ、など歴代チャンピオンは錚々たるメンバー。

18歳以下の世界一を決める『World Junior Championships』が今年も台湾・台東の金樽漁港で開催され、現地時間11月29日に終了。

速報でもお伝えした通り、都筑有夢路が日本人初優勝の快挙を成し遂げました!

2ヒート連続の逆転劇でファイナルへ

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スペインでも見せたダイナミックなサーフィンが優勝に導いた
PHOTO:© WSL/Dunbar

一年を通して波が豊富な会場の金樽漁港。
特にこの時期は北東の季節風による風波と台風のウネリによって上級者向けの日が多くなります。
ファイナルデイは期間中最も大きな公式6-8ftレンジ。風の影響が入りながらもパワフルなブレイクでハイスコアも多く出ていました。

ウィメンズはQFから始まり、都筑有夢路はディフェンディングチャンピオンのキラ・ピンカートン(USA)と対戦。
このヒートはキラにリードされながらも、最後に8.50をスコアして逆転でSFへ。

SFでは今年のCT第8戦『Freshwater Pro』にワイルドカードで出場。カリフォルニアで開催された『2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』では18歳以下ガールズで金メダルを獲得したガブリエラ・ブライアン(HAW)と対戦。
またしてもリードされていた都筑有夢路でしたが、終了間際に9.27のハイスコアを出して逆転、会場を大いに盛り上げてファイナル進出。

ライバル、アリッサとのファイナル

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まだ16歳のアリッサ
PHOTO:© WSL/Dunbar

ファイナルの相手はSFで脇田紗良とのクロスゲームを制したアリッサ・スペンサー(USA)、QSでもライバルの16歳。
立て続けの逆転劇で勢いに乗っていた都筑有夢路はリズム良く6.00、7.00をスコアして主導権を握り、アリッサは5ポイント台止まり。
ニード7.67のシチュエーションを抑えた都筑有夢路が最後まで逃げ切り、優勝。
見事に18歳以下の世界一に輝きました。

「最高に嬉しい!私にとって全てが圧倒的だった。様々なコンディションがあり、素晴らしいイベントだった。台湾でのサーフィンを楽しんだわ。今日は波が大きくて流れも強く、本当に難しかったけど、諦めずに集中出来たことが最後は良い結果に結び付いた。本当に嬉しい」

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都筑有夢路とコーチの田中樹
PHOTO:© WSL/Dunbar

今シーズンの都筑有夢路はコンテストシーンで最も注目されているウィメンズサーファーの一人。

今年9月にスペインで開催されたQSで最もグレードが高い10,000『ABANCA Galicia Classic Surf Pro』で優勝、更に10月に宮崎県のお倉ヶ浜で開催された3,000『White Buffalo Hyuga Pro』で3位に入り、QSランキング5位まで浮上。
現在ランキング8位で、ブリッサ・ヘネシー(CRC)がCT最終戦『lululemon Maui Pro』の結果によってCTの方でリクオリファイを果たせば日本人女性初のCT入りが決まるのです。

「来年のことについて今の自分にはなにも出来ず、ただマウイ島での結果を待つだけ。もし、どんな結果になっても今年の成績には満足しているわ」

メンズはブラジリアンが2年連続優勝

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PHOTO:© WSL/Dunbar

CTの登竜門でもある今イベント。

近年のメンズはCT同様にブラジリアンが強く、昨年はマテュース・ハーディが優勝。
今年はSFで安室丈を倒したルーカル・ヴィシェンテがケイド・マトソンにコンビネーションスコアに追い込まれてからの猛烈なチャージで土壇場にバックサイドのエアーリバースとターンで逆転。
2年連続でタイトルをブラジルに持ち帰ることに成功しました。

「このタイトルを獲るのは長い間自分の夢だったんだ。それが達成出来たなんて信じられないよ。ファイナルを含め、全てのヒートが勝負だった。ファイナルではハイスコアが2本必要だったけど、決して諦めなかったさ。マテュースの翌年にタイトルをブラジルに持ち帰ることが出来て素晴らしいね。彼とは子供の頃から一緒にサーフィンしてきた仲なんだ。これで’俺が今の世界一だぜ!’なんて冗談を言うことが出来るよ。この美しい楽園、台湾で達成出来たことを誇りに思う」

なお、金樽漁港ではWSLイベントが3戦連続で開催。
QS3,000『Taiwan Open of Surfing』、『WSL Junior Championships』と続き、最後はロングボードの世界一を決める『Taiwan Open World Longboard Champs』が12月1日〜7日に行われます。

日本からは今年のJPSAで4戦中3勝という圧倒的な成績でグランドタイトルを獲得した18歳の井上鷹。
ウィメンズは田岡なつみ、小山みなみ、吉川広夏の3名が参加します。

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ルーカル・ヴィシェンテ
PHOTO:© WSL/Hain

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ケイド・マトソン
PHOTO:© WSL/Hain

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脇田紗良
PHOTO:© WSL/Hain

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安室丈
PHOTO:© WSL/Dunbar

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ファイナリスト
PHOTO:© WSL/Dunbar

『World Junior Championships』結果
1位 ルーカル・ヴィシェンテ(BRA)
2位 ケイド・マトソン(USA)
3位 ジャスティン・ビクレット(FRA)、安室丈(JPN)

ウィメンズ
1位 都筑有夢路(JPN)
2位 アリッサ・スペンサー(USA)
3位 ガブリエラ・ブライアン(HAW)、脇田紗良(JPN)

WSL公式サイト

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