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『2019 Surf City El Salvador ISA World SUP and Paddleboard Championship』開幕!

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PHOTO: ISA / Ben Reed

SUPとパドルボードの世界一を決める『2019 Surf City El Salvador ISA World SUP and Paddleboard Championship』が11月24日〜12月1日に中米のエルサルバドルで開催。

2012年のペルーからスタートして今年で8回目を迎える今イベント。
世界のSUP人口はすでに100万人以上と言われており、最も急速に成長しているウォータースポーツの一つ。
今年は27カ国、161名のアスリートがエルサルバドルの「エル・スンサル」に集まっています。

オープニングセレモニー

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サンド・オブ・ザ・ワールドセレモニーで集まった世界中の砂
PHOTO: ISA / Sean Evans

現地時間11月24日に行われたオープニングセレモニーは会場のビーチでパレード・オブ・ネイションズ、各国から持ち寄った海の砂を一つの箱におさめる「サンド・オブ・ザ・ワールドセレモニー」と呼ばれるISA独特の儀式、エルサルバドルの観光大使、怪我で欠席したISA会長のフェルナンド・アギーレ氏の代理に参加したISA事務局長がステージでスピーチを行い、1週間に渡って行われるコンテストが幕を開けました。

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日本代表
PHOTO: ISA / Sean Evans

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サンド・オブ・ザ・ワールドセレモニーで壇上に上がる日本代表
PHOTO: ISA / Ben Reed



コンテスト序盤

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短距離レースを制したクラウディオ・ニカ
PHOTO: ISA / Ben Reed

『2019 Surf City El Salvador ISA World SUP and Paddleboard Championship』はレースとサーフィンのカテゴリー、更に短距離レース、長距離レース、テクニカルレースなど多数の部門に分かれ、2018年にはジュニアSUPレースが追加。

オープニングセレモニーの後に行われたコンテスト初日はSUPによる200mの短距離レースがファイナルまで行われ、イタリアのクラウディオ・ニカ、ウィメンズはアメリカのジェイド・ホーソンが金メダルを獲得しました。

「最高の気分よ。昨年はこのレースで銅メダルだったから、今年はもっと上を目指していたの。私には最高のチームメイトがいる。長い間、お互いを知る中でチームというより家族のような存在なのよ」

ウィメンズの短距離レースで金メダルを獲得したジェイド・ホーソンはまだ17歳。
SUP界の未来を背負って立つ選手でもあります。

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ジェイド・ホーソン
PHOTO: ISA / Ben Reed

メンズで優勝したイタリアのクラウディオ・ニカは200mを59秒という全てのヒートで最速のタイムを出して初の金メダルを獲得。

「今までの人生で最高に嬉しいね。このために一生懸命に取り組み、目標を達成した。長距離レースでも結果を残したいよ」と優勝の喜びを話していました。

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ウィメンズの短距離レース、アウトのブイを回って戻り、岸のラインでゴール
PHOTO: ISA / Ben Reed



18kmの長距離レース

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PHOTO: ISA / Ben Reed

コンテスト2日目は18kmの長距離レースがSUP、パドルボードの両方でファイナルまで行われ、4人の勝者が決定。

SUPではブラジルのヴィニシウス・マーティン、ウィメンズはスペインのエスペランサ・バレーラが金メダルを獲得。
日本の奥秋李果が3位で銅メダルを獲得しました。

長距離レースのコースは6kmを3周して合計18kmですが、ウィメンズは全ての選手がコースミスを犯してしまい、1周6km多くパドルすることを強いられていました。

体力的にも精神的にも過酷となったこのレースを制したエスペランサ・バレーラは「優勝だなんて信じられないわ。この厳しい状況の中、みんなが激しくパドルしていたの。私たちは3周目に全員コースミスに気付き、もう一周しなければいけないと知ったのよ。みんなが同じミスをしたこのレースでリードを維持しようと頑張ったわ。これもゲームの一部、しっかりとした考えと体調管理が必要なのよ」とコメントを残しています。

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エスペランサ・バレーラ
PHOTO: ISA / Ben Reed

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ヴィニシウス・マーティン
Photo: ISA / Sean Evans

パドルボードではディフェンディングチャンピオンでもあるアメリカのハンター・プリューゲル、ウィンメンズは南アフリカのタイラ・バンコムがISA初参加での金メダル獲得しています。



日本代表は奥秋李果が銅メダルを獲得

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PHOTO: ISA / Sean Evans

コンテスト2日目を終えた時点で日本代表はSUP長距離レースのウィメンズで銅メダルを獲得した奥秋李果が最高位。
その他、SUP短距離レースで田口頼が5位、ウィメンズで奥秋李果が7位。

SUP長距離レースで田口頼が9位、村田暁が14位。
パドルボード長距離レースで山尾良寛が5位になっています。

団体ではフランスが暫定トップ、2位がアメリカ、3位がスペイン。
日本は6位です。

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田口頼
PHOTO: ISA / Ben Reed

『2019 Surf City El Salvador ISA World SUP and Paddleboard Championship』公式サイト

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