波乗りジャパンは合計4名がメインラウンドを勝ち進む!『2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』コンテスト5日目 | サーフィンニュース BCM | コンテスト

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波乗りジャパンは合計4名がメインラウンドを勝ち進む!『2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』コンテスト5日目

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メインラウンドを勝ち進む松田誌野
PHOTO: ISA / Sean Evans

週末のクライマックスに向けて徐々に選手が絞られてきた『2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』
現地時間10月31日にコンテスト5日目を迎え、12名全ての選手が残っているオーストラリア、スペイン、ハワイの3カ国が国別の暫定1位。

この日は18歳以下のボーイズR4で、フランス代表のティアゴ・キャリクがこのクラスのハイエストスコア9.00をマーク。
アメリカ代表のケイトリン・シマーズはこの日の16歳以下ガールズR4のハイエストヒートスコア15.50を出して共にラウンドアップを決めています。

会場のカリフォルニアのハンティントンビーチはムネ〜カタサイズの南ウネリ。朝はオフショア、日中は西〜北西風が吹き込み、コンディションは悪化傾向。

ヒートはダブルバンクで行われ、ノースでは16歳以下のガールズR3、18歳以下のボーイズR4、18歳以下ガールズR4、16歳以下ボーイズR4、16歳以下のガールズR4。
ISA独自の敗者復活戦フォーマット、リパチャージラウンド、18歳以下のボーイズR3が進行。

サウスでは全てリパチャージラウンド、16歳以下ボーイズR2の残りヒート、16歳以下のガールズR2、16歳以下ボーイズR3、16歳以下のガールズR3が進行しました。

日本代表’波乗りジャパン’

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松原渚生
PHOTO: ISA / Ben Reed

コンテストの折り返し地点となる4日目の時点で国別暫定1位だった日本代表「波乗りジャパン」
この日は1名の敗退によって8位までランクを下げていますが、アメリカ、フランス、ポルトガル、南アフリカとその他の強豪国も敗者が出ており、まだ金メダルは手の届く位置にあります。

18歳以下のボーイズR4では安室丈が3位でリパチャージ行き。

16歳以下ボーイズR4では松原渚生がパワフルなバックハンドでこのクラスのハイエストスコア9.33を出して圧勝した一方、岩見天獅は3位、矢作紋乃丞は4位でリパチャージ行き。

18歳以下ガールズR4では野中美波、松田誌野が共に2位でR5進出、脇田紗良は4位でリパチャージ行き。

16歳以下のガールズR4では中塩佳那が1位通過でR5進出を決めています。

リパチャージラウンドでは18歳以下のボーイズR3で金沢呂偉が15.17のハイエストヒートスコアで圧勝。
インタビューでは「ラッキーでした。リパチャージは嫌いです」と通訳に頼らず、シンプルに英語で答えていました。

16歳以下のガールズR2では松岡亜音が4位敗退、初のISAジュニアは61位でフィニッシュ。

これでメインラウンドに残っているのは16歳以下ボーイズの松原渚生、18歳以下ガールズの野中美波、松田誌野。
16歳以下のガールズの中塩佳那の合計4名。

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松田誌野
PHOTO: ISA / Sean Evans

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岩見天獅
PHOTO: ISA / Sean Evans

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安室丈
PHOTO: ISA / Sean Evans

この日の注目選手

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フランス代表のティアゴ・キャリク
Photo: ISA / Sean Evans

冒頭でもお伝えした通り、18歳以下のボーイズR4、フランス代表のティアゴ・キャリクがこのクラスのハイエストスコア9.00をマーク。
トータルでも17.00とハイエストとフランスの中心選手として大活躍。

アメリカ代表のケイトリン・シマーズはこの日の16歳以下ガールズR4のハイエストヒートスコア15.50をマーク。
14歳とは思えないサーフィンを披露してメダル獲得にまた一歩近づいています。

過去のメダリスト、アメリカ代表のアリッサ・スペンサー、ドイツ代表のレイチェル・プレスティ。
そして、日本の上山キアヌ久里朱、安室丈はこれからリパチャージラウンドでの長い戦いが待っています。

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アメリカ代表のケイトリン・シマーズ
Photo: ISA / Ben Reed

ポルトガル代表のマファルダ・ロペスは18歳以下のガールズでR5進出。
ISAジュニアに参加4年目で過去最高のランキングを確保しています。

「このイベントで各国を代表する世界最高のサーファーの足跡を辿るのは素晴らしいことよ。ここでメダルを獲得した多くの人がWSLのCTに参加している。私もいつかその舞台に上がりたい。まずは彼女たちを追うようにこの世界タイトルを獲得したいわ。金メダルを手に入れるのは素晴らしいことよ。もし、獲得出来ればポルトガル初となるし、大きな意味を持つことになる。それは私だけではなく、家族や国のためにもね」

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ポルトガル代表のマファルダ・ロペス
Photo: ISA / Sean Evans

コンテスト6日目のスケジュール


コンテスト6日目は現地時間11月1日の7:00〜17:00(日本時間は同日23:00〜翌日9:00)に進行。
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南ウネリは弱まる傾向ながら朝はオフショアの予報。

ダブルバンクでリパチャージラウンドをメインに進行。
メインラウンドは16歳以下のガールズR5のみ行われる予定。
H1に中塩佳那、H2にはケイトリン・シマーズがクレジット。
残り2勝でグランドファイナルです。

『2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』公式サイト

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