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CT第4戦『Margaret River Pro』開幕!五十嵐カノアがラウンドアップ !

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五十嵐カノア
PHOTO: © WSL/Dunbar

五十嵐カノアが日本人初のCT優勝を成し遂げたバリ島でのCT第3戦『Corona Bali Protected』終了から僅か4日後。
世界最高峰のサーフィンレース、ワールドツアーは次の舞台であるWA(ウェスタンオーストラリア)のマーガレットリバーに移動。
コンテスト直前には「The Box」でのバレルセッションが撮影され、期間中の予報もまずまず期待出来る『Margaret River Pro』がウェイティングピリオド初日の5月29日に開幕!

まずは公式4-6ftレンジのメインブレイクでスタートしてウィメンズのR1(Seeding Round)からスタートして夕方までにメンズのR1(Seeding Round)の全てのヒートが終了。
今後の予報を見ると「The Box」、「North Point」での開催の可能性も十分にありそうです。

朝の内に行われたウィメンズR1(Seeding Round)では、バリ島でCT通算30勝目を決めてカレントリーダーの座を手に入れたステファニー・ギルモア(AUS)を始め、キャロライン・マークス(USA)、カリッサ・ムーア(HAW)、コートニー・コンローグ(USA)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、レイキー・ピーターソン(USA)、マリア・マニュエル(HAW)などが順当にラウンドアップ。

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ココ・ホー
PHOTO: © WSL/Dunbar

この日最も目立っていたのは、ステファニーではなく、同ヒートを1位通過したココ・ホー(HAW)でした。
フロントサイドでのドライブターンからフィニッシュ、僅か2マニューバーで8.00をスコアしたココは、後半にもビッグマニューバーで7.23を重ね、トータル15.23。
ハイエストスコア並びにハイエストヒートスコアでラウンドアップ 。

勝利後のインタビューでは、ステファニーのことや、前日に行われたWSLが次世代の女性アスリートを育てるためのプログラム、「Rising Tides」についてや、ウェスタンオーストラリアのことを笑顔で話していました。

「ステフは初日からインスピレーションを与えてくれた。彼女のおかげで私は後押しされ、全力を尽くすことが出来るのよ。昨日の’Rising Tides’は最高だったわ。みんなステフのことを称賛していたわ。だって同世代でも彼女のことを称賛しているし、私だって強く思っている。彼女には多くの特別な話があるのよ。ここウェスタンオーストラリアの滞在を本当に楽しんでいる。風が強いところなどホームに似ていることが沢山あって快適よ。大きなボードを楽しんで乗っているわ」



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フィリッペ・トレド
PHOTO: © WSL/Dunbar

12ヒート全てが行われたメンズは、五十嵐カノア(JPN)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、イタロ・フェレイラ(BRA)、ガブリエル・メディナ(BRA)、フィリッペ・トレド(BRA)、ジョーディ・スミス(ZAF)、コロへ・アンディーノ(USA)、セス・モニーツ(HAW)、エゼキエル・ラウ(HAW)、ジェレミー・フローレス(FRA)、オーウェン・ライト(AUS)などが勝ち上がって一方、バリ島でフィリッペを倒すなど大活躍したケリー・スレーター(USA)は敗者復活戦のR2(Elimination Round)行き。

ルーキーのソリ・ベイリー(AUS)、ツアー2年目のヤゴ・ドラ(BRA)と対戦したカノアは、バリ島で掴んだリズムを崩さずに武器である安定感あるパワフルなターンでスコアを重ねて後半に逆転して2位から1位へ浮上してラウンドアップ 。

「すぐに次のイベントが始まることは良いね。勝利の余韻に浸るためにもっと時間が欲しいんじゃないと思うだろうけど、自分はこの勢いのまま戦いたいし、楽しみたい。今のコンテストでの自分自身の考え方を保ち、出来るだけ勝ち上がりたいね。最後には必要とするスコアを得ることが出来る波が入ると思ったよ。逆転して気分も上がったけど、もっと良い波に続けて乗れると考えていたのさ」

運までも引き寄せてしまうような強さを持っている今のカノア。
バリ島での優勝でランキング2位に浮上。
次の目標はイエロージャージだと話していました。



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PHOTO: © WSL

なお、今シーズン3度目のワイルドカードを得たジェイコブ・ウィルコック(AUS)はR2(Elimination Round)行き。
もう一人のワイルドカード、ジャック・ロビンソン(AUS)はニュージーランドにいて到着が間に合わず、このラウンドはスキップしています。

現地時間5月30日はレイデイがコール。
ネクストコールは現地時間5月31日の7時00分(日本時間の同日8時00分)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると新しい西ウネリが続き、午前はオンショア。
午後に風が改善する予報なので、コンディション次第ではゴーサインが出されるでしょう。

WSL公式サイト

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