AirbnbとWSLの提携でサーフィンが身近なスポーツに!?(WSMコラム) | サーフィンニュース BCM | コラム特集

TOPNEWS > コラム特集
NEWS / BCMサーフィンニュース

コラム特集

AirbnbとWSLの提携でサーフィンが身近なスポーツに!?(WSMコラム)

Airbnb
(Photo: WSL / JACKSON VAN KIRK)


コンテストサーフィン最高峰のワールドツアーを運営するWSL(ワールドサーフリーグ)、安い宿泊料金にローカルのような生活を旅先で味わえる民泊仲介サイト「Airbnb(エアービーアンドビー)」。

両社がパートナーシップを結んだのは2016年のことで、当時のイメージとしてはワールドツアーイベント会場周辺の滞在先提供といったイメージしかありませんでした。

しかし、今年2018年から「サーフィン」と「宿泊」をミックスさせたビジネスを本格化させると発表。

気になる内容としては、旅行先でのサーフィン体験を提供するサービスとなりますが、一般的なサーフィンツアーといったパッケージのサーフトリップとは一味異なります。

具体例としては、フランスを代表するロングボーダーであるエドュアルド&アントワーヌのデルペロ兄弟が運営するサーフスクールを受講できたりと、WSLならではのネットワークが光ります。

また、ハワイではオアフ島ノースショアを代表するシェイパーの一人、カール・シャーパーのもとでサーフボードシェイプ体験も可能。

これまでに私が海外で出会ったサーファーの中で、特にサーフィンができない国で暮らすヨーロピアンなどは、バリ島などで長期滞在することでサーフィンを覚えた方など多々いました。

サーフィンはまだまだ世界的に見てマイナースポーツであり、どうやって始めれば良いのか分からない方もいるので、今回の「旅×サーフィン」というコンビネーションは流行ることでしょう。

すでにサーファーであっても、ビッグネームサーファーと知り合うことで色々な裏話を聞いたりサーフスクールを受講したりと面白そうですし、今後のさらなる展開も気になりますね。

最後に、2017年に世界の特定のサーフコミュニティ(ハワイ、スペイン、南アフリカなど)におけるAirbnbの宿泊施設利用客は17万人。

今回のパートナーシップ強化前に行われていたAirbnbによるバリ島(インドネシア)でのサーフスクール体験は、各種体験コースの予約状況としてはトップ3だったとのことです。

参照記事:「Airbnb & The World Surf League Team Up to Offer Hundreds of New Experiences in 20+ Unique Surf Destinations

World Surf Movies
http://world-surf-movies.com

BCM限定コラムのバックナンバーはコチラ

BCM の Facebook に「いいね!」をしよう

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。

関連キーワードで他のニュースを探す

World Surf Movies Airbnb WSL