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★ボードにつかまり10キロを漂流した事例
ボードにつかまり10キロを漂流した事例友人と海水浴場に来て1人でサーフィンをしていたHさんは、沖出しの潮流に流されて岸に戻れなくなり、ボードにつかまり漂流した。Hさんが見当たらなくなったのに気付いた友人が海水浴場の監視員に届け出たが、Hさんはボードにつかまったまま約4時間(約10キロ)漂流した後、航行中の漁船に発見、救助され、捜索中の巡視船に引き渡された。なお当時、10メートルもの風が吹いており波浪注意報が発令中であった。

教訓
●必ず天気予報などで気象、海象の状況を把握し、悪天候が予想されるときは中止しましょう。
●自分の技量、体力を十分に自覚して、レベルにあった波、場所を選んで活動しましょう。
●単独でのサーフィンは絶対に避けグループで行動し、お互いに監視しあうようにしましょう。
●漂流した場合の生存には浮力と体温の維持が大きく影響します。漂流の可能性も考え、ウエットスーツを着用しましょう。