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F+(エフプラス)コラム「USオープン:フィリッペのインターフェア分析」

Text by つのだゆき、PHOTO: © WSL / Morris



今年のUSオープンは男女ともアメリカ人のウイナー。カノア・イガラシとサージ・エリクソンだった。フィリッペ絶好調だったんだけどね、カノアとのセミでブラジルとまるで同じミスを犯し、インターフェア負け。絡むなぁ、この二人。


ノープライオリティシチュエーションの時には、ピークのど真ん中に少しでも近いほうが優先。よってブラジルでも、ハンティントンでも、ピークど真ん中のカノアが優先だったわけだけど、フィリッペ的にはピークより奥から行って、よりポイントを稼ぐスペースを得るためのピークウラからのテイクオフ狙い。ま、よくパイプとかで、ちょっとでも長くバレルに入るためにピークより奥から行くのと同じ。でも、現状のルールではノープライオリティシチュエーションの場合、ピークセンターに人がいた場合、ウラから行っちゃだめってことになる。ブラジルのときも今回も、明確にフィリッペが取られるし、取られたんだけど、でもそれがフィリッペの取りたいラインなんだよね。
F1でセナが出たてのころ、今では普通になった攻めのコーナーラインが危険行為とされたことがあったけど、同じような感じ。常識はずれなライン(ってほどでもないけど)はなかなかすんなり認められない。



でもなぁ、2回もやるかね。しかも1回目でジャッジに詰め寄ってペナルティでフィジー欠場にまでなってるのに……ってことを考え合わせると、あれ、本当にいつものフィリッペの普通なラインなんだと思う。



地元での優勝は格別だったに違いないカノア。今シーズンは今のところCTであまりいいところがないので、この辺できっちり勝つあたり、やっぱ持ってるよなぁ、この人、と思う。



クオーターの一歩手前で敗退した大原洋人。結果によっちゃ一気にクオリファイもあったんだけど、そうはならなかった。ただ、すでにトータルポイントが11000点越えなので、日本人としては前人未到の30番前後のランキングを残すことがほぼ確定している。30番以上というのはインターナショナル的にはガチなCT候補と見られる、ライダーのランクが変わるひとつの壁だ。ま、すでに日本じゃ扱いも違うんだろうけど、プライムに出ているほかの日本人選手と比較しても、ひとり、違う場所にいることは確かだ。昔の大野マーくん状態。日本人トップ、6年で40番アップ……これを早いと考えるか、遅いと考えるか。

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