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『ISA World Surfing Games』日本は総合5位!



47カ国、245名のサーファーがフランスのピアリッツに集結して行われた2017年の『ISA World Surfing Games』が現地時間5月28日に終了。
2020年東京オリンピックでサーフィンが初の種目として選ばれたこともあり、昨年よりも参加国、参加人数が倍増。

開催国となったフランスはその先の2024年のオリンピック開催も見据えており、ジェレミー・フローレス、ジョアン・ドゥルー。ウィメンズはジョアン・ディファイ、ポーリン・アドゥとフィジー戦を目前に控えながらも、4名のCT選手を送り込む真剣さで、ウィメンズはポーリン、ジョアンのワンツーフィニッシュ、メンズもジョアンが2位、ジェレミーがSFまで進出して大きなポイントを稼ぎ、堂々の金メダル獲得!



個人では18歳のジョーニー・コルゾがメキシコ人として初の金メダル獲得。
総合での初のメダル獲得にも大きく貢献しました。

「世界チャンピオンになって最高の気分さ。この嬉しさを上手く表現できないよ。サーフィンを初め以来、ずっと欲しかった栄光なんだ。’ISA World Surfing Games’に初参加して金メダルなんて夢みたいだよ」



ウィメンズはフィジー戦を考慮してイベント前半に早々と終了。
フランス代表のポーリン、ジョアンのワンツーフィニッシュ。
4位には昨年リクオリファイを果たせなかったものの、リプレイスメントで2戦出場している南アフリカのビアンカ・ベイタンタグが入賞。

「ここフランスで優勝出来て本当に嬉しいわ。このイベントには4度参加して初のファイナル。家族、友人、そして、ここに来てサポートしてくれた全ての人の前で金メダルを獲得出来るなんてパーフェクトなタイミングよ」

今シーズン、CTに返り咲いたポーリン。
4戦を終了した時点で良い結果は残せていませんが、今回のISAでの優勝がターニングポイントとなり、すでにウェイティングピリオドに入っているフィジー戦で活躍する可能性もありそうです。



3年後の東京オリンピックに向けて本格的に始動した日本代表「波乗りジャパン」は大村奈央を除くと若手を揃え、結果よりも経験が重要になったイベントだったと言えます。
最高位は大村奈央の7位。メンズはR4までで全て姿を消して小笠原由織、田中大貴が17位。
総合では5位とあと一歩でメダル獲得を逃しましたが、特に田中大貴はCT選手のジェレミーとヒートを戦い、収穫は大きかったようです。

秋には宮崎の小倉ヶ浜で18歳以下のジュニアを対象とした『VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』が開催。
今回の『ISA World Surfing Games』に参加した選手も出場する可能性が高く、特に開催国である日本人選手に注目が集まりそうです。

『ISA World Surfing Games』
メンズ
1位 Jhony Corzo(MEX)
2位 Joan Duru(FRA)
3位 Pedro Henrique(POR)
4位 Jonathan Gonzalez(ESP)

ウィメンズ
1位 Pauline Ado(FRA)
2位 Johanne Defay (FRA)
3位 Leilani McGonagle(CRC)
4位 Bianca Buitendag(RSA)

総合
1位 フランス
2位 ポルトガル
3位 スペイン
4位 メキシコ
5位 日本

アロハカップ
1位 フランス
2位 ポルトガル
3位 ペルー
4位 北米
5位 日本

■日本代表選手の結果
メンズ
17位 小笠原由織
17位 田中大貴
33位 堀越力
33位 大音凜太

ウィメンズ
7位 大村奈央
17位 野中美波


小笠原由織


田中大貴


堀越力


大音凜太


大村奈央


野中美波

『ISA World Surfing Games』公式サイト

NSA公式サイト

photo:ISA

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