F+(エフプラス)コラム「国内最大のQSイベントを終えて」 | サーフィンニュース BCM | コラム特集

TOPNEWS > コラム特集
NEWS / BCMサーフィンニュース

コラム特集

F+(エフプラス)コラム「国内最大のQSイベントを終えて」

Text by つのだゆき / Photo by snowy



QS6000、久しぶりの国内での大きな国際大会も嵐のごとく去り、ま、みんな日本との差を目の当たりに見てびっくりしたんじゃないかね。そう思ってほしいと思うよ。日本人、惜しかったな、などとは思ってほしくない。



うちを含め、この辺大騒ぎだった。久しぶりにグランドビュー一宮のウエットスーツの満艦飾みちゃったね。



優勝したエヴァン・ガイゼルマンの高速ワイパーのようなリップにエクセレントレンジを出すのが正しいのかどうかは別として、ま、彼のファイナルでのハイエストライドは悪くなかった。しっかし、それ以外はドシャ降り仕様のワイパーだったわよね。

対するレオナルド・フィオラヴァンティは大きいラインで2発的な組み立てになっていて、2発対6発となると、クオリティはどうあれ、同点になっちゃうんだろうな、というのは理解できる。

ただ、あのファイナリストふたりをCTに入れてみれば、通用するのは明らかにレオのほうなわけで、この借りはCTで簡単に返せるから、レオ様としてもそう落ち込むことはない。逆にエヴァンのほうは、あのサーフィンでCTは厳しい。入ったとしても大改造が必要になる。ま、どこで最も輝くか、というキャリアの中の長い目で見たビジョンは、2位のレオ様のほうが正しそうだ。

レオはもう世界中で売り出し中というか、政治的にもWSLぐるみで売りなわけです。イタリアという希少な出身国だけでも押される要素だけど、おまけにケリーのボードキャディとしても有名だったベリーさんってオジサンがお母さんの再婚相手、ままパパなわけで、そういう部分も含めて、来年はCT確定。QSのポイントリーダーでもあり、実力、バックグラウンドともにトップレベル。ま、怪我さえなければもっと早くクオリファイした選手なんだけどね。



そのグシャグシャの間に締め切りを乗り越え、F+022号も配布されております。今回表紙はウイルコ。カッコイイ表情じゃないですか?
私が一番好きな記事はポッツのインタビューですかね。言ってることがさすがに深いです。

詳細はコチラ

F+(エフプラス)公式サイト
http://www.fplussurf.com/



【過去のコラム一覧】
◆元flow⇒現“F+(エフプラス)”コラムがスタート!(2016年3月4日 更新)

◆「2016年CTルーキー」(2016年3月17日 更新)

◆「ベルズがスタート」(2016年3月24日 更新)

◆「ケリー絶不調問題」(2016年3月30日 更新)

◆「ウィルコ2連勝&注目ルーキー」(2016年4月4日 更新)

◆「オーストラリア3連戦を終えて」(2016年4月25日 更新)

◆「ケリーのウエイブプール」(2016年5月13日 更新)

◆「大きなサーフィンニュースがふたつ」(2016年5月26日 更新)

BCM の Facebook に「いいね!」をしよう

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。

関連キーワードで他のニュースを探す

F+ エフプラス つのだゆき WSL Ichinomiya Chiba Open 志田下