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『Rip Curl Pro Bells Beach』ウィンキーポップで再開!



現地時間3月31日、オーストラリア・ビクトリア州のベルズビーチで開催中のCT第2戦『Rip Curl Pro Bells Beach』は2日間のレイデイを経て再開。
朝の時点でメンズはレイデイ。お昼頃までオンホールドの末にウィメンズR4の4ヒートが進行してQFを戦う8名が決定!

この日の舞台はここまでメインで使用されていたボウルズの奥に位置するウィンキーポップ。
公式3-4ftレンジ。波数は少なめながら、今年のベルズでは貴重なグラッシーコンディションに恵まれ、メンズ顔負けのパワフルなライディングが連発。H4ではタティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)が9.60のハイエストスコアを叩き出し、R3を取りこぼしたステファニー・ギルモア(AUS・写真最上部)、タイラー・ライト(AUS)が土壇場で逆転劇を演じるなど短い時間に素晴らしいショーが凝縮されていました。

「最初の15分間は波を待ち過ぎたわ。あれは良い戦略とは言えなかったわね。その一方でマリアは最高のスタートを切ってスコアを重ねていた。ヒートの後半に良い波に乗れたのはラッキー。明日は凄い波が上がる予報だったから、ヒート中はそのことばかりを考えてしまったわ」

2007年、2008年、2010年と3度のベルズでの優勝経験を持つステファニー。
世界有数のライトのポイントブレイクをいくつも抱えている恵まれた環境で育った彼女にとって最も自分の力を発揮出来る舞台。
次のQFの対戦相手は3年連続でベルズを制しているカリッサ・ムーア(HAW)
事実上のファイナルと言われています。



現地の『F+』のつのだゆき編集長によると「そこらの男子よりもだいぶすごい感じ」だったタイラー(写真上)は、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)をラスト3分で逆転してQFへ。
両者は同じタイミングに入ったセットをキャッチして最終的にその差は僅か0.17。カレントリーダーのタイラーは、運も味方につけているようです。

「途中の17分間はただ座っていたようなものね。その後に乗った小さめの波はミスだと思わなかったけど、すぐにセットが2本入ったの。ニッキは最初の波に乗って、私は2本目に乗った。あれは私の勝ちだったわよ。大きなターンを3回、凄い気持ち良かった。明日はボウルズで仕切り直しだろうけど、気分は良いわ」

ちなみにこの日はタイラーの誕生日。ツアー歴6年目。すでに風格がある彼女ですが、まだ22歳です。

QFのマッチアップは、サリーvsアレッサ、カリッサvsステファニー、コートニーvsタイラー、ジョアンvsタティアナ。

ネクストコールは4月1日の朝8時(日本時間の同日朝6時)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると大きな南西ウネリが入り、北西よりのオフショア予報。
今回のウネリのピークは3日の日曜日で、フェイスで12-16ftレンジまでサイズアップすることが予想されています。

WSL公式サイト



photo: WSL Covered Images

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