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『Ericeira World Junior Championships』大原洋人&五十嵐カノアがQF進出!



現地時間1月13日、ポルトガルのエリセイラで開催中の『Ericeira World Junior Championships』は2日間のレイデイを経てメイン会場の「Ribeira D’Ilhas」に移動してR3のH4から再開。R4の全てのヒートが終了し、QFを戦う8名が決定!

「Ribeira D’Ilhas」はライトのポイントブレイクでオーストラリアのベルズに似た波質。イベント前半にクローズアウトしていたウネリが落ち着く傾向。まだ本来の美しいラインナップではなく、ハードコンディションでしたが、ジェットスキーのアシストでワールツアーさながらの戦い。ハイスコアも量産され、イベント初の10ポイントも!

R3ではH7に安井拓海が登場。R2で9.93のハイスコアをマークしていたタヒチ代表のミハマナ・ブレイと対戦。リズムを崩さず、8ポイント台を2本揃えたミハマナがこのカードを制して安井拓海は姿を消すことに...。
昨年は日本人最高の5位に入り、QSのシード権も獲得していた安井拓海でしたが、今年は良い結果を残すことが出来ませんでした。

R4では大原洋人(写真下)と新井洋人の日本人対決があり、両者譲らずのクロスゲームの末、7.50を含むトータル14.83をスコアした大原洋人がQFへの切符を手に入れることに!
昨年はR4で敗退して9位でフィニッシュしていた大原洋人。一昨年にはガブリエル・メディナ(BRA)とSFを戦って3位。
今年はその記録を塗り替えることが出来るのか?
QFの相手は昨年のQSランキング18位、ワールドジュニアでも5位に入っていた強豪、オーストラリア代表のソリ・ベイリーです。



今シーズンのワールドツアーのルーキー、北米代表の五十嵐カノア(写真最上部)は、R3でオーストラリア代表のハリー・ブライアント、R4ではハワイ代表のカラニ・デイヴィッドを相手に危なげない勝利。
「Quiksilver」のチームとしてポルトガルの英雄、ティアゴ・ピレスのアドバイスの元で勝ち上がってきた五十嵐カノア。
QFではイベント初の10ポイントをマークしたブラジル代表のルーカス・シルヴェイラと戦いいます。

10ポイントを出したR3終了後のインタビューでルーカスは、「今日は本当に楽しい波だね。イベント後半にまとまってきた’Ribeira’に戻ってこれた。バックアップのビーチで難しいコンディションの中、残れて嬉しいよ。ワールドジュニアには何度も出場したことがあるけど、R3を通過したのは初めてなんだ。今年はジュニア最後の年だし、ここを突破出来て最高さ」と話していました。

その他にQF進出を決めたのは、タヒチ代表のミハマナ、イタリア代表のレオナルド・フィオラヴァンティなど。
一足先にSFまで進んだウィメンズはハワイ代表の前田マヒナ、ポルトガル代表のテレッサ・ボンバロ。ホリー・ウォン、イザベラ・ニコルズとオーストラリア代表の2名。

ネクストコールは現地時間1月13日の午前7時30分(日本時間の同日午後4時30分)

オフィシャルフォーキャストの『MagicSeaweed』によると西〜北西のウネリは更に落ち着く予報。
ファイナルデイはグッドコンディションが期待出来そう!

WSL公式サイト





photo: WSL Covered Images

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