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CT第7戦『Billabong Pro Teahupoo』再開!



タヒチ・チョープーで開催中のCT第7戦『Billabong Pro Teahupoo』はR3のH8が終了した時点で6日間レイデイが続いていましたが、ウェイティングピリオド終了の前日、現地時間8月24日に再開され、R3の残りヒートと3人ヒートのR4を消化。翌日のファイナルデイに向けて選手が絞られてきました。

オンホールドの末、正午から始まったこの日の戦い。トリッキーなコンディションながらハイスコアが揃ったヒートも多く、その中でもR3の最終ヒートではC.J・ホブグッド(USA・写真最上部)がジュリアン・ウィルソン(AUS)を相手に今イベント初のパーフェクト10をマーク!
完璧にバレルの中に姿を消した後、自分でもメイクできたことを驚いたように両手を上げて外の世界に出てきたC.J。クリーンかつサイズもある波にジャッジの判断も早かったようです。

「テイクオフから真上のリップに備えていたよ。それから光が見えてメイク出来たんだ。ちょっと困惑したね。チョープーの最後の波で10ポイントを出せたんだ。もう、勝敗なんて関係ないと思ったよ」

R2では9.80のハイエストスコアをマークし、それを自身で塗り替える形で10ポイントを出したC.J。
そんな彼でさえこの日のコンディションは不規則で難しいと話していました。

今シーズン限りで引退を表明している彼にとって最後のタヒチでのイベントでこれだけの活躍が出来れば悔いはないと思いますが、出来れば優勝する姿も見てみたい。そんなファンの方も多いのでは?

R3ではエイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、ミック・ファニング(AUS)とランキング首位と2位が敗退したため、3位のジュリアンはこのラウンドを勝ち上がれば一気にトップに立つことが出来たものの、その可能性は消滅...。



変わってチャンスが巡ってきたのが、4位のフィリッペ・トレド(BRA)とオーウェン・ライト(AUS・写真上)の二人。
R4ではカイ・オットンを含む3人ヒートで対戦し、オーウェンが1位通過でQFへ。フィリッペは2位で敗者復活戦のR5行きを強いられ、ルーキーのイタロ・フェレイラ(BRA)と戦います。

「今朝のコンディションは本当に危険だよとジェレミーに聞いたんだ。その通りだったね。テイクオフの度にボトムのリーフが見えるほど浅いから、メイクは必至。それでも楽しいヒートだったよ。今シーズン初の3人ヒートでの勝利。ストークしているさ」

フィジーでは2つのパーフェクトヒートをメイクしてツアーの記録を塗り替えたオーウェン。
ここまでの戦いを見る限り、チョープーとの相性は最高と言えるでしょう。



その他にR4では「J-Bay」から調子を取り戻しているガブリエル・メディナ(BRA・写真上)、ジョシュ・カー(AUS)、ケリー・スレーター(USA)が1位通過でQFへ。

過去にワイルドカードで今イベントを制した経験があるブルーノ・サントス(BRA)と壮絶なクロスゲームを演じたガブリエルは、「ブルーノとの対戦は厳しくなると予想していたよ。9.97をスコアした波は本当に気持ち良かったけど、危うく終了間際に逆転されそうになった。次のラウンドに進めて嬉しいね。この波は大好きだから、勝つことには大きな意味がある。アウトに出て沢山の波に乗る。とても特別で最高の気分になるのさ」と話していました。



すでにQFに進んだメンバーは全て優勝候補。R5に回ったメンバーにもブルーノ(写真下)を始め、ジェレミーなどチョープーを得意とする選手が数多く残ったファイナルデイ。

ネクストコールは現地時間8月25日の早朝7時30分(日本時間8月26日深夜2時30分)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南西ウネリが続き、後半には新しい南ウネリが入る予想。

WSL公式サイト



photo: WSL Covered Images

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