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ブルース・アイアンズ 「I Want to Win」



現地時間1月29日にオアフ島・ノースショアのパイプライン/バックドアで開幕したWQS3,000『Volcom Pipe Pro』
WSLが主催するこの場所でのコンテストは今イベントと『Billabong Pipe Masters』のみ。
『Billabong Pipe Masters』の出場権もかかっている『Volcom Pipe Pro』は例え昨年よりグレードが下がったとはいえ、ハワイアンにとって特別なコンテストに変わりはありません。

特に2010年に32歳の若さでこの世を去ったアンディ・アイアンズの弟、ブルースにとっては、「I Want to Win」と何度も重ねるほどで、人生を捧げていると言っても過言ではありません。

すでに兄を上回る35歳のブルース。2001年に兄より先にパイプマスターの称号を手に入れ、他にもパイプライン/バックドアで2度優勝経験があります。

公式10-15ftレンジのエクセレントなコンディションで行なわれた『Volcom Pipe Pro』のワイルドカードヒートでは、マクアカイ・ロスマン、デレク・ホー、アレックス・グレイなど8名の中でバックドアのディープなバレルをメイク。9ポイント台をスコアしてメインイベントへのチケットを手に入れました。
(特別フォーマットにより、1本のハイスコアで勝敗を決定)

「このコンテストで優勝したい。再びこの波で勝ちたいんだ。そして、次はパイプマスターに出場して優勝したいね。オレがここにいる理由はそれだけさ」とブルース。

昨年の『Billabong Pipe Masters』は旧ASPの方針転換によってフォーマットが変更となり、正式名称の『Billabong Pipe Masters in Memory of Andy Irons』と兄の名前があるにも関わらず、参加出来なかったブルース。
今年は今イベントの上位16名にトライアルの出場権が与えられることが決定しています。

「子供の頃からパイプラインは大好きな波だった。この波はとても素晴らしいし、魅力的なんだ。ワイルドカードを決めた1本の波でのフォーマットは良いね。友人達とベストウェーブを狙って楽しめば良いんだ。一か八か。1本に全力を挙げる。嫌いじゃないよ」

なお、初日はワイルドカードヒートの後にメインラウンドのR2・H4まで進行。
カラニ・デイヴィッド(HAW)、エゼキエル・ラウ(HAW)、ジョン・ジョンの弟、ネイザン・フローレンス(HAW)、ギャビン・ジレット(HAW)などがR3へ。
日本人選手では村上舜が勝ち上がった一方、脇田貴之、加藤嵐、大橋海人は敗退。
残る日本人は大原洋人、新井洋人、大野修聖、仲村拓久未、稲葉玲王、田中海周。

R3からはトップシードとしてディフェンディングチャンピオンのケリー・スレーター(USA)、2013年まで3連連続で優勝していたジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を始め、スター選手が数多く登場します。

ネクストコールは現地時間1月30日の早朝7時30分(日本時間の31日午前2時30分)

WSL公式サイト



photo: WSL Covered Images

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