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JPSAショートボード第6戦『ムラサキプロ 鴨川』終了!

 

9月25日〜28日に千葉の鴨川・マルキでJPSAショートボード第6戦『ムラサキプロ 鴨川』が開催。
台風11号の接近によって途中延期となっていた第3戦『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン』の残りヒートが10月4日に伊良湖のロングビーチ(ロコポイント)で行なわれるため、実質は第5戦という位置付けとなった今イベント。

期間中は台風17号の影響でサイズアップ傾向となり、見応えある戦いになっていましたが、ファイナルデイに関してはクローズアウトに近く、マンオンマンを4人ヒートに変更してヒート時間も40分に延長。

注目のタイトル争いは開幕戦と新島での第4戦を制した辻裕次郎と第2戦の伊豆、第5戦の茨城を制した仲村拓久未が2勝同士。欠場も1回ずつでポイント差は僅か720と二人に絞られてきましたが、田原の後にもう一度鴨川・マルキでのイベントが最終戦、それもポイント1.5倍として増えたため、3位の高梨直人を始め、田中英義、椎葉順、田中樹くらいまでチャンスが広がったと言えます。

そのチャンスが更に現実味を帯びてきたのはR4とR5の番狂わせ。
R4では辻裕次郎が若手の河合佐助、ローカルの小川直久などを相手に4位敗退。
R5では仲村拓久未が同年代のライバルである佐藤魁、渡辺寛に抑えられて姿を消すことに...。
一方、高梨直人、椎葉順、田中樹がQF、SFと勝ち上がり、ファイナルには椎葉順が残っていました。

ファイナルは千葉・御宿出身の中村昭太(写真最上部)が7.25を含むトータル10.90で優勝。
一本乗るとアウトに戻るまでハード。一度岸に上がって左側の岩場からエントリーしても時間はかかり、体力の消耗も激しいサバイバルゲームでした。
2位は久々にファイナルに残った元グランドチャンピオンの大澤伸幸、椎葉順が3位に入り、4位は怪我を克服した加藤嵐。

なお、今イベントには6月末〜7月始めにかけて開催された南アフリカのプライムイベントで足首を骨折し、まだボルトが9本も入っているという大橋海人がスポンサーシードでR4から登場してSFまで進出。
昨年の勢いが嘘のように影を潜めている大野修聖もSFまで残ってギャラリーを盛り上げていました。

 

女子は伊豆、茨城と参加した2戦を共に優勝で飾っていた大村奈央がシード選手として登場したR3から9.75のハイエストスコアをマークするなど、他の選手を圧倒してファイナルへ。
しかし、ファイナルではロースコア勝負の中、野呂玲花と地元の庵原美穂が僅差で争い、野呂玲花(写真上)が優勝。

タイトル争いではカレントリーダーの田代凪沙と2位の水野亜彩子がR4で敗退。
3位の谷口絵里菜、4位の庵原美穂がファイナルまで進んだため、変化がありそうです。

次のJPSAショートボード第7戦(最終戦)は10月17日〜19日に開催される『24SURF presents 鴨川naoプロ supported by GRAND MARBLE』
舞台は再び鴨川・マルキ。

その前、10月4日には台風11号の接近によって途中延期となっていた第3戦『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン』の残りヒートが伊良湖のロングビーチ(ロコポイント)で行なわれます。

なお、台風17号の接近に伴い審議されていた勝浦マリブでのスペシャルイベントが9月29日に開催。
前年度ランキング上位8名、前回の上位8名、地元ローカル選抜8名、シード選手6名。
合計30名で争われます。

 
 

JPSAショートボード第6戦
『ムラサキプロ 鴨川』結果
1位 中村昭太
2位 大澤伸幸
3位 椎葉順
4位 加藤嵐

女子
1位 野呂玲花
2位 庵原美穂 
3位 大村奈央
4位 谷口絵里菜

JPSA公式サイト

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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